二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: AB!&リトバス ( No.36 )
日時: 2011/02/17 20:31
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)

32話

球技大会決勝戦は8回の裏まできていた

試合は17対19で生徒会チームが2点リード

だが、これまでの野球の球技大会でこれまで白熱した試合は無かった・・・みたいだ

観客席がすごいからだ・・・

『頑張れ!!リトルバスターズ!!!』

『歴史を変えてくれー!!!』

『立華さん頑張って〜!!!』

『(ババン(手拍子))音無!!(ババン)音無!!』

『直枝君〜こっち向いて〜!!!』

『恭介さ〜ん!!キャー!!!』

なんか野球の応援なのかわからないけど・・・

歴史を変えてくれーって・・・どんだけ生徒会チームに勝ててないんだよ・・・

でも、まぁ応援ありがとうございます

なぜか、日向の声援が無くて、がっかりしている日向はほっといてピッチングに集中する

8回の裏は先頭バッターを塁に出すものの、後続をショートフライ・三振・ピッチャーゴロに打ち取り、無失点に抑える

日向「しかし、よく野球部のレギュラーを0に抑えられるな」

恭介「もしかしたら音無は本物かもしれない」

音無「そんなわけないだろ」

宮沢「しかし、相手の打ったボールはどれも詰まってる感じの打球に見えるのだが」

直枝「それは音無君のボールが若干ツーシームになって芯からずれてるからだよ」

音無「そうか、俺のボールはツーシームになっているのか」

鈴「おまえら、話してるとこ悪いが最終回だ
  しかも2点負けてるのだぞ!絶対に追いつけ!!」

井ノ原「そうだ!前の回で女ごときに三振してしまった俺からも頼むぞ!!」

9回は7番の宮沢からの攻撃だ

ピッチャーには相変わらずかなで

まぁ代えることはないだろうな・・・

宮沢はかなでのボールにバットは当たらず空振り三振に倒れる

来ヶ谷「終わったな・・・」

来ヶ谷がほぼあきらめかけている

三枝「何言ってるんですか姉御」

だが、三枝は全くあきらめていない

来ヶ谷「しかし、残りの2人ではどう見たって打てる気配が・・・」

三枝「お姉ちゃんなら大丈夫ですよ!
   うらみがあるチームには絶対塁に出ますから」

すると、二木がかなでのボールを打ち返し見事センター前へのヒットを放ち出塁する

三枝「ねっ☆」

すごいぞ二木・・・だがうらみがある人って・・・

二木「あの直井のやつがいるチームに負けてたまるもんですか!!」

そういえばいたな・・・

ワンアウト1塁

しかし9番能美は三振に倒れてツーアウト

相手ベンチでは、ゆりが勝利を確定して微笑んでいた

ゆり「これで勝ったわね
   さぁて戦線メンバーにどんな罰ゲームを与えようかしらぁ〜」

放送『1番、ピッチャー音無君』

正直、俺も打てる自信が無い・・・

音無「ヤバイだろ・・・」

ガチガチでバッターボックスに行こうとする

すると・・・

日向「音無!!ちょっと作戦だ!!」

ベンチから日向が駆け寄り、耳打ちで作戦を伝える

音無「はぁ!?そんなんで打てるのかよ!?
   普通に打ちに行ったほうが確実だろ!!」(小声)

日向「一か八かで追い込まれたら、やってみろ!」

大丈夫なのか・・・

ますますの不安を覚え、俺はバッターボックスに入った