二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: AB!&リトバス ( No.37 )
日時: 2011/02/19 14:06
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)

33話

最終回ツーアウトランナー1塁

バッターは俺

ピッチャーは140キロを投げるかなで・・・

いや・・・正直打てねえだろ・・・

日向の言われた作戦も絶対に無理だろうと思うし・・・

負けたな・・・

俺はバッターボックスに入り相手のピッチャー、かなでを見る

あれ?なんでか、かなでの顔が若干赤い感じがするんだが・・・

ってそんなこと考えてる場合じゃ無いな

一方かなでの今の心境は・・・

立華「(どうしよう・・・音無君がバッターボックスに入るってことは、ずっと私を見られるってことよね///
   ど、どうしよ///まともに投げれない///)」

かなでがセットポジションから投げる・・・ってあれ、球速が遅い

ボールは高めに外れワンボール

球速は120キロ、あきらかに遅い

ゆり「ちょ、ちょっと!?かなでちゃんどうしたのよ!?」

日向「チャンスだ」

恭介「ここにきて、恋の効果が発揮するとはな」

次のボールも外れカウントはツーボール

ストライクが来たら、思いっきり打つ!!

こんなチャンスを潰すわけにはいかない!!

3球目、かなでが投げたゆっくりなボールがストライクゾーン・・・ほぼど真ん中に投げられる

俺は短めに持ったバットを振り切った

カキーン!!

球場に快音が響いた

打球は、そのままバックスクリーンに入った

同点ホームラン

日向「ヨ、ヨッシャー!!!!」

直枝「や、やったぁ!!」

神北「すごい!結弦君!!」

恭介「さすが音無だ」

グランドを一周しベンチに戻ると、全員からハイタッチ

ここにきて、奇跡が起こった

そのあと、直枝がまさかのレフトへのヒットを放って、出塁する

放送『3番、セカンド日向君』

野田「日向ぜってぇ打て!!」

音無「頼むぞ日向!!」

来ヶ谷「時に少年」

音無「ん?」

来ヶ谷「日向少年から言われた作戦とはなんだったのだ?」

音無「ただ、バットを出しておいて、ボールを当てて粘ってフォアボールで出塁しろって言う作戦だ・・・」

ベンチにちょっと沈黙があった

まぁ・・・日向が俺に言った作戦をやっているからだ・・・

音無・鈴「アホだ・・・」

俺と鈴が同時に言った

だが、日向は1回やって無理だとわかったのか、普通に構えた

そして、カキーン!という快音が響いた

打球はレフトスタンドへ吸い込まれた逆転ツーラン!

これで21対19で2点リード

そして9回裏を3人で抑えて逆転勝利で球技大会を優勝した