二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: AB!&リトバス ( No.44 )
- 日時: 2011/03/03 13:20
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
40話
校長室に行くと、戦線メンバーが集まっていた
珍しくガルデモのメンバーも集まっていた
音無「おまえらも来てたんだ」
岩沢「あぁゆりに呼ばれてね」
ひさ子「何があるのやら」
日向「なんか嫌なことしか考えられないぜ・・・」
大山「そうだね・・・」
直枝「でも、今日ってテストの結果発表の日だよね」
音無「何があるんだ?」
すると校長室にドアが開き、ゆりとかなでがやってきた
手にはプリントみたいなものを持っている
日向「なんだそれは?」
ゆり「今から言うわ」
そして、ゆりは自分の机の前に行き、ベレー帽を被ってオペレーション発表のように部屋を暗くしパソコンを付けた
ゆり「これより、みんなのテストを返却するわ」
全員「はぁー!?」
日向「ちょっと待て!なんでゆりが持ってるんだよ!?」
ゆり「かなでちゃんに頼んで、先生から預かったのよ」
鈴「なんでゆりが返すのだ?
普通に授業とかで返してもらったらダメなのか?」
ゆり「普通は良いけど今回だけはちょっと言いたいことがあってね」
音無「なんだよ、言いたいことって?」
ゆり「それはね・・・次の2学期の中間・期末の2回のテストが終わって、3年生のクラスにいたらその人は3月で卒業することになるのよ」
全員「!?」
日向「卒業って・・・まさか」
ゆり「そう、そのまさかよ」
高松「成仏ですか・・・」
松下「まさかこんな制度が始まるなんて・・・」
大山「でも、僕達は1年生だよ
関係ないんじゃあ?」
ゆり「けど考えても見なさい、今からテストの結果を表示させるわ
竹山君お願い」
竹山「クライストとお呼びください」
そう言いながら、竹山はパソコンいじり前のスクリーンに順位表を表示した
結果は1位に592点の立華・なんと2位に588点で来ヶ谷
さらに3位に582点で俺の名前があった
日向「お、音無5782点!?」
大山「す、すごいよ音無君!!」
だが、驚くことはまだあった4位は579点で直井・6位に567点で竹山
8位に553点で恭介・10位に548点で遊佐
14位に527点で直枝・15位、522点で鈴
そしてガルデモの岩沢が511点・ひさ子が515点・入江が506点
関根が504点と、かなりの戦線メンバーが今回で3年生に上がった
ゆり「わかった・・・今回で13人は3年生に上がったのよ
もし2学期でこの学年を維持したら、死んだ世界戦線は解散の危機を迎えるわ・・・」
野田「なぜだゆりっぺ!?」
ゆり「今の戦線が活動できるのは、生徒会長のかなでちゃんのおかげよ
かなでちゃんの成績が良いからこの戦線も活動できている
でも、3月でかなでちゃんが卒業、成仏してこの世界から消えたら、この戦線はバカだけの集まりで、即廃部にされるわ」
音無「でも、前はかなでとは敵だったんだろ
なんで、そのときは大丈夫だったんだ?」
ゆり「そのときは、まだ学校の制度が厳しくなかったからよ
けど、かなでちゃんと和解してから、学校の制度も厳しくなって、もし成績が悪い生徒ばかりのクラブは廃部でその生徒も主に1年生は消されるわ」
全員「!?」
ゆり「けど、最後にこれだけは言っておくわ
自分達のやりたいようにしなさい」
音無「どういうことだよ?」
ゆり「だから、卒業したい人は卒業しても構わないって言ってるのよ
かなでちゃんも音無君も」
立華「でも、それじゃあ・・・」
ゆり「他のみんなもよ
ちなみに成仏と消されるのとえらい違いだからしっかり考えなさい
リトルバスターズのみんなも、直枝君や鈴さんが卒業するかもしれないのよ
仲間と一緒に卒業したい場合は勉強しなさい」
野田「ゆりっぺはどうするんだ?」
ゆり「私?私も・・・かなでちゃんたちと卒業したいなって思ってるわ・・・」
日向「成仏するのかよ・・・」
ゆり「今の成績じゃあ無理だけど、夏休みを使ったらぎりぎり3年生に上がれるかなって・・・それじゃあ今日は解散」
そして、ゆりは校長室を出て行った
この戦線に終わりが見えてきた・・・そんな時だった