二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン   —離れた双子と離れた妹— ( No.109 )
日時: 2011/03/11 17:09
名前: 来霧 ◆xmPMMidVGA (ID: .bQK46b9)

   第十話

「あぁ!!病院に居た子!!」

俺は病院で一緒にサッカーした子を指差して言った。

「あ!あのときの…」

男の子は少し戸惑っていたみたいだけど、
少し落ち着いたみたいで自己紹介を始めた。

「初めまして!俺、宇都宮虎丸って言います。よろしくお願いします!」
「虎丸って言うんだ。あのときは名前言わなかったもんね。」
「…はい!俺もあそこに居る子とは知り合ったばかりでしたから。」

虎丸は、そう言ってニコッと笑った。
でも、そのあとすぐに「ハッ」と言う声が聞こえた。
その声が聞こえたとたん、皆の息をのむ音が聞こえた

「チビ同士2人仲良くしてるって訳か?」
「……誰?」

俺は敵対心むき出しで言った。
でも、
そいつはバカにしたように笑って、
自分のことを話し始めた

「俺は不動明王。新帝国の元キャプテンだ」

そう言うと、
ゴーグルにマントを付けた奴が心の底から嫌な声で、

「なぜ貴様がここに居る」

と言った。
でも、
明王は「その態度が当たり前」とでも言うかの声で

「響木監督サマに呼ばれたからに決まってんだろ?鬼道君?」

と言った。
鬼道と呼ばれた男の子は、
一緒に居るのが嫌だと言うように明王からはなれた。