二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン   —離れた双子と離れた妹— ( No.17 )
日時: 2011/06/23 17:42
名前: 来霧 (ID: .bQK46b9)

    第二話



「お母さん、明日は一人で制服買いに行ってくるよ」
「だいじょうぶなの?」
「大丈夫だって」

こう言ったのには理由があった
理由って言う程じゃないけどさ

制服を買ったあと、スポーツショップと洋服屋に行くためにね
スポーツショップでスニーカーも買いたいし、
下着も買わないと…

ー次の日ー



今日は病院から出てお買い物に行ける日!
外の空気はおいしいからねー
制服屋めっけ!
はいろーっと

「あなたは男の子かしら?女の子かしら?」

このお店の人は納得してくれるかな?

「あ〜えっと女なんだけど男用の制服が欲しいの。良いですか?」
「えぇえぇえぇ!そうですか!コスプレ用ですね?分かりました!どこの学校ですか?背丈からして中学校ですよね?」
「は……はい…えと、雷門中です」

なんか勝手に納得してくれたみたい


「なぁなぁ良いだろ?あの服が欲しい!あの制服来て円堂達を驚かすんだ!」
「ですが塔子お嬢様…」
「きめたんだ!」

あれ?
あの子今円堂って…
確か円堂って雷門中のキャプテンじゃなかったっけ?
しかもお嬢様って…
誰なんだろう?

ま。
今は気にしないでおこう!
もしかしたらいつか会うかもしれないしな!

「服のサイズは160なんですけど…」
「まぁまぁまぁ!そうですか!参考になりますわ!ではこれなど如何でしょう?」

俺は着衣室に入って出された服を着てみた。
結構ぴったり。

「ちょうどいいです」
「そうですか!ではそれにお決めになりますか?」
「はい。これにします。」


「ありがとうございましたぁ〜」

制服は買えたし、次は洋服屋だね。

「洋服屋は…あった!」

洋服屋に入っていくと、女の子が2人で洋服を見ながら話していた

「この服を着ればキャプテンも木野先輩に惚れちゃうかも!!」
「そんな事ないわよ(苦笑)円堂君は洋服まで見ないもの。」
「そうですかねぇ…?」
「そうよ。あ!この服可愛い!ね。春奈ちゃん!この服着たら立向居君も春奈ちゃんの事好きになるんじゃない?」
「ななな////!!!何言ってるんですか!!そそそそんな事…!!!」

また円堂って…
あ。
バレちゃまずいかも…
あっちに隠れよう

「お客様は何をお探しでしょうか?」

げ!
ちょっとでも見られたらやばいのに…こいつ!!(怒)

「ええーと…下着売り場はどこに…」
「そうですか!!それはコチラですわ!!」

なんか…
テンション高くね…?

とりあえず俺は店員についていって下着を選んだ。

「ん〜…これでいいか。これお願いし「了解しました!!」

……俺こういう人苦手…
でも!もうここに用はない!
さっさと出て行こう



「ありがとうございました〜♪」

次はスポーツショップ!!
楽しみだなぁ!
楽しみだなぁ!!

あ。
でも雷門の奴とかもいるかもしれないから髪の毛縛っとこ♪


「この最新型良いなぁ〜」
「そうかぁ〜?こっちのオレンジ色なんてどうだ?」
「それお前が好きなだけじゃねえか!」
「あ。バレた?」
「何年幼なじみやってると思ってんだ!」
「あはは!」

何だろあいつら。
五月蝿いけど…ってやばっ!!
……くはないかな?
縛ってるし
さっさと決めちゃお

ん〜と…
24㎝の靴は…あった

「この色好きだなぁ〜…ん〜でもこっちの靴は高い…サッカーボール買えなくなっちゃうし……いいや!これじゃなくてあっちにしよ!」

俺はシューズを決めたら、サッカーボールと一緒に買って近所の空き地に行った


「いくぞぉぉぉ!ふぁいやーとるねーどー!」

ボンッ

「へたくそーっ」
「うるさいぞ!…あ!お兄ちゃんそのボールとって!」

俺は男の子に言われたので、男の子のほうまで蹴ってやった

「たのしそー…俺も混ぜてもらお!」

俺は急いで坂を駆け下りると、「俺も混ぜてー!!」と言った。
するとさっきの男の子は、「上手じゃなきゃ入れてやんない!」と言った

「言ったな?じゃあゴールキーパーの子と3本勝負で勝ったら入れて!」
「それなら良いよ!俺たちのゴールキーパーは強いぞ!」
「本気出さなくても勝てるっつーの!!」

俺は男の子からサッカーボールを受け取って、
ゴールの前に立った。

「よし!じゃあいくぞ!」
「来い!!」

俺は深呼吸してから、叫んだ

『アイス・フェニックス!!』

ドゴォン!!!

「ええ〜?必殺技使うのありかよ〜」
「それでも良いよって言ったのはお前らだし〜本気出してないし〜」
「ぶー…でもいいぞ!必殺技つかえんだったら入れてやる!」
「よっしゃ!!」

俺はそんな感じで男の子達の仲間に入れてもらった

「なあ風丸!見たか今のシュート!すげえな!話しかけにいこうぜ!」
「ったく…いいよ。いこう!」

なんだろう?
男の子2人がこっちに向かって走ってきた

「あ〜!守君だ〜」
「本当だ〜円堂君だ〜」
「よく見ろ!俺もいるだろ!」
「本当だ〜風丸ちゃんだ〜」
「俺男!!!」

円堂って…
雷門中のキャプテンじゃん
しかも風丸って…
俺も女かと思った