二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン   —離れた双子と離れた妹— ( No.47 )
日時: 2011/02/16 20:52
名前: 来霧 (ID: .bQK46b9)

「あ!悠サマ!次移動教室なのです!場所はこっちですよ♪」

さっき教科書を見せてくれた、
俺の隣の女の子がそう言ってついて来てとでも言うように手招きした。
俺は場所が分からないからとりあえずペンケースだけもってついていった。

ついた場所は理科室だった。

「…蜘蛛…!!」
「あ、悠サマ!可愛いでしょう?さっきそこで見つけたんです!!」

女の子は蜘蛛をこっちに持って俺によく見せようとした

「ご…ごめん!!!!お…俺蜘蛛苦手なんだ!!」
「あ…そうでしたか…すみません><」

女の子は謝ってから急いで蜘蛛を逃がして手を洗いにいった。

(も…だめ……どうせテストは簡単だしぼーっとしてれば良いよな…)

そう思った俺は、
本当に二時間ある理科をぼーっとして過ごした。


キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴った
俺は急いで教室に戻って二年の階へ行った

「一朗太ぁ!守ぅ!きたぞ!」
「おー、来たな。うし。屋上行くか」
「?なんで屋上?守は?」
「円堂は先に行ってるよ。いこうぜ」
「?…んー。」

とりあえず返事を返して一朗太の後をついて行った
上の階段をのぼってドアを開けた

ギィィィィ

するとそこにはいろんな学年の人達が沢山いた。

「あ。悠!風丸!こっちこっち!」

呼ばれたほうを向くと守が先に弁当を食べていた

「珍しく今日は弁当なんだな」
「あぁ。母ちゃんが作ってくれた!」
「ふ〜ん…そう言えば俺も弁当なんだよね。」

そう言って俺が弁当を取り出すと「なんだよ〜俺だけ仲間はずれとか…」と言って風丸が購買のパンを取り出した

「良いじゃん。購買のパンも。」
「そうだぞ、風丸!あそこのおばさんのパンってうまいからなぁ…♪」
「ふ〜ん」
「まあな。でもなんか仲間はずれって寂しくないか?」
「そうかなぁ?」

そう話しながら俺は弁当を黙々と食べていった。
そこからサッカーの話で盛り上がっていたら、
チャイムが鳴ってしまったので一年の階に戻ることにした。

「じゃあな!一朗太!守!」
「ああ、じゃあな!悠!」
「また部活でな。」
「おう!」

そう守達と別れて、教室まで走って行った。