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第１４話　不思議な世界



次の日の、午前９時４５分。


ラベンダー「ついに・・・あと１５分・・・」


１０時になったら、あの不思議な所へ行く。


もう帰って来れないかもだけど、あたしはりんごを助ける。


でも、誰かに言いたくて・・・。


キャラメル「？ラベンダーさん？大荷物ですね」


ラベンダー「・・・うん」


でも・・・やっぱラベンダー村に戻って来れなかったら、辛いな・・・


ポロッ『涙がこぼれる』


ラベンダー「あれ？？あたし、なんで泣いて・・・」


キャラメル「ラベンダーさん、ウソはいけません。」


ラベンダー「えっ・・・」


キャラメル「私におしえてください。理解します。」


ラベンダー「・・・分かった・・・」


７分後


キャラメル「えっ・・・そんな！」


ラベンダー「うん。そういうこと・・・。
あたし、もう行かなきゃ。」


キャラメル「待って！！！みなさーーーーーん！！！」


みんな「何？」


キャラメル「ラベンダーさんがかくかくしかじか・・・」


サラ「えっ！そんな！」


チーフ「う、うそだろ？＾＾；」


ラベンダー「違う。ごめんね、みんな。秘密にしてて。バイバイ」


リッキー「待ってよ！まだ残れるかもしれない！だから・・・
応援する！」


みんな「私（オレ）も！」


ラベンダー「みんな・・・。ほっ、ホントにありがとう・・・
じゃあね・・・。ゼッタイニモドッテクルカラ・・・」


シュウン・・・『変なのに入る』


ぐわんぐわん・・・ぽてっ『投げ出される』


ラベンダー「りんご！りんごー！」


予定より・・・３分早いけど大丈夫かな？


りんご「ラベンダー・・・。今から・・・ここに・・・」


プツッ『声が切れる』


ラベンダー「あれ？りんご？」


シュワン！『変なのに入る』


ラベンダー「きゃあああぁぁぁああぁぁ！！！」


ポテン。『投げ出される』


いったぁ・・・


ラベンダー「あ・・・れ？ここどこ？」


一様村っぽいけど・・・。


木も・・・花も・・・何も無い。殺風景だ・・・


？？？「よく来た」


ハッ！


ラベンダー「誰！？りんごじゃない！！！」


フレハノール「私はフレハノールだ。りんごは私の手元にある。」


えっ！？りんごが！？


りんご「助けてっ！」


フレハノール「りんごは私の恨んでる人だ。だから・・・・・・・・























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りんごは殺す」


ラベンダー「こ、殺す！？わ、分けわかんない！整理してよ！」


フレハノール「だから。私の恨んでる人だ。りんごののせいで！。」


ラベンダー「だからって！」


フレハノール「分かっている。でも・・・お前が思ってるよりも辛い」


りんご「私は・・・違う」


ラベンダー「違うでしょ！？りんごを返して！！！」


フレハノール「無理だ。復讐をしなければならない。まあ、その事は後で話す。」


やばい・・・！このままじゃ・・・！


フレハノール「ここに来い。」


ヒラリ『地図が落ちてくる』


ラベンダー「殺さないでよ！あたしを殺して！」


フレハノール「・・・・無理だ。」


プツッ


りんごを殺すもんか・・・・・！絶対に助けてやる！


１４話　終わり



フレハノールってｗ