二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *どうぶつの森*花風村の日常【やっとオリキャラ募集!】 ( No.49 )
日時: 2011/02/12 16:06
名前: *+。花夢*+。 ◆4ih38MZOIM (ID: ZnME3JLW)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?598900

  * 第八話 * 暗黒村へ到着! その3


      スタッ…………。

  かろやかな足音が暗黒村に響いた。

 「遅れていたが自己紹介だ。僕は鈴欄だ。」 

  艶のある黒い髪を肩の所で切り揃えて、漆黒の服を身に纏った少女“鈴欄”と名乗る少女が自己紹介をした。

 「あたしの名前はちゅり!何であたしを呼び出したの!」

 ちゅりは声を荒げる。

 しかし鈴欄は、フッと笑い。

 「お前の実力という物を見たかったのでな」

  と言った。

 「それだけ?だったらいちいちあたしを呼びつけるな!」

  ちゅりは言う。
 
 「……………面白い、じゃあさっそくお前の実力を見せてもらおう」

         ヒュン!
   何かが飛んで来る音がした。
 
  ちゅりは間一髪で避けた。

  見るとそれは……、手裏剣だった。

 「僕の手裏剣を避けるなんて、中々の実力の持ち主だね、でも……、これでどうかな!」

      ヒュン、ジャキッ、ハラリ

   何かが切れて落ちる音がした。
  避けきれなかったのかちゅりの髪が少し切られていた。

「そんなにあたしの実力が見たいの?じゃあ見せてあげる!」


    ヒュッ、ドン、ドサ………

   鈍い音が暗黒村中に響いた。
 ちゅりが得意の柔道で鈴欄を投げ飛ばしていた。
 
   鈴欄は気絶していた。

「ありゃ?やり過ぎたかな?」

 ちゅりがそう言った。


      *     数分後     *


    やけに辺りが眩しい。

  「……………さん、鈴欄さん!」

     僕を呼ぶ声がする。

        パチ……

  「鈴欄さん!気が付いたんですね!」

    苺が鈴欄に抱き付いた。

  「………苦しい、やめろ」

   鈴欄は苺の手を払い落した。

  「…………そう言えば、あの“ちゅり”とか名乗る女は?」

  苺に聞いてみる。

  「あいつならとっくの昔に帰ってます!やってられないとか言いながら!……でも此処へ鈴欄さんを運んだのはアイツなんですけどね。」

  苺は、次に会った時にはとことん痛い目に合わせてやるんだからぁ!とか言ってる。

  「そうか。しかしアイツ、何処かで見たような、まぁいいが…」

  鈴欄は思い出そうとしている。

 次にちゅりの姉が登場!!


               * 続く *


  
最後の方鈴欄目線になってしまった^p^