二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どうぶつの森 マイ村だより ( No.12 )
- 日時: 2011/05/07 12:54
- 名前: minmin ◆LZFWVlxGhU (ID: BKGAQbzV)
- 参照: http://ameblo.jp/busuke1031eri/
四話 千晶の過去話
今日もいい天気…。
虫が出るのは嫌だけど、
私は晴れの日とかは結構好きだったりする。
「千晶〜!」
のんがこっちに近づいてきた。
「今頃聞くのもアレだけど、なんでマイ村へ引っ越してきたの?」
やっぱ聞くよね…。
そういうの。
それでは、私の過去話を、延々とお聞かせいたしましょう♪(ぇ
あれは、1ヶ月前のこと——
私はどうぶつの村で、楽しく暮らしていた。
魚を釣って飼ったり、木を揺すって果実を採ったり、
その果実でお菓子を作ったり、お菓子の生地を食べたり…。
平和な日々を送っていた。
私は、虫の少ないどうぶつの村が大好きだった。
でも、ある日…
大勢の人が、集団でどうぶつの村に来た。
幼かった私は、それを見て「どうせ観光か何かだろう」と、思っていた。
勿論他の住民達も、ポジティブだったため、
その程度にしか考えていなかったのかもしれない。
「あれ?どこから来たの?もしかして観光?」
住民の一人が彼らに声をかけた。
しかし、彼らは笑顔で話しかけてきた罪の無い住民に対し、無言で住民の腹を銃で打った。
住民から真っ赤な鮮血が飛び散る。
しかし、急所には当たらなかったようだ。
「今のは挨拶代わりだ。」
彼らはそう言って、指を一本一本切り落としていった。
さらに、体中を蹴ったり殴ったりしていた。
勿論、そんな風に痛めつけられたら住民も苦しんで当たり前だろう。
住民は、とても辛い顔をしていた。
苦しんでいた。
しかし奴らは住民が苦しむのを見て笑っていた。
幼くて馬鹿だった私も、ここまで来てやっと分かった。
奴らは、最初に銃で撃ったとき、
「わざと」急所に当てなかったのではないか。
暫くしたら、奴らは満足そうな顔をして住民の首を切り落とした。
彼らはそれを繰り返していた。
何度でも、何度でも。
そして、自然いっぱいで豊かだったどうぶつの村は、
あっという間に赤黒く染まってしまった。
肉片は飛び散り、家も血で赤黒く染まり、ホラーハウスと化していた。
それを見た私は気絶してしまった。
気がついたら、私は赤く染まった草の上で、
そこら辺にある死体と一緒に倒れていた。
辺りからは嫌な臭いがしていた。
住民も殆ど死んでいた。
暫くして、針葉樹の後ろで生き延びている住民を見つけた。
しかし、その住民もすぐに見つかってしまった。
彼らは住民の腹を刺した。
そして、即座に首を切り落とした。
住民の鮮血が、血で赤く染まった村に飛び散った。
血は、もう見慣れてしまった。
そして、住民が全員死んだ頃、私は怒り狂っていた。
感情を制御しきれなかった。
そこから、また意識は途切れた——
「…グロイ。」
うん、グロかったよ。
「その後、目を覚ましたら村は焼けていて、血だらけ。
私以外誰も生きていなかった!」
「で、引っ越すことにして、知り合いの住んでいるところにしようと思って探していたら、
ちょうどマイ村が近くにあったってことか…。」
ご名答☆
「でも、それ以来たまに意識が途切れちゃうんだよね…なんでだろ。」
こればかりは、自分でもよくわからない。
「ねぇ、どうぶつの村に行ってみたいんだけど案内してくれない?」
え?行くんだ…あの焼け野原に。
…到着(はやっ!
「うわっ!何この臭い!!」
だから言ったでしょ?
変な臭いがするって。
さて、死体さんたちはどうなってるかなぁ〜…。
何しろ、あれから2ヶ月だからなぁ〜。
あれ?芽が出てるお。(関係ねぇ
こんな焼け野原+地で染まっている+変な臭いがするところでも、
芽は出るんだ〜…。
「あっ!芽が出てる!!」
ウン。私が最初に見つけたから私の所有物d((
数分後
「ねぇ…もうかえろっ!(ぐろいし…)」
き、来たばっかりじゃん!
もう帰るんかい!!
作者「オマケ・千晶の意識が途切れたとき、千晶は何をやったのかというと…
…殺人です。
村を襲った人たちを殺したのです。
ついでに、その人たちが持っていた貴重品を奪ったとか。
マイ村まで持ってきてるらしい。以上!!」