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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.160 )
- 日時: 2011/03/10 16:20
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
- 参照: http://イナイレ×逃走中始めました!
なんだか暗くなっていってる・・・
『22』
次の日、円堂は風で開いてしまったカーテンから漏れた光で目が覚めた。朝になったのだ。起き上がりジャージをきてバンダナを付ける。
明後日、アメザントとの練習試合がある。あのときのシュート。円堂の目にはしっかりと焼きついている。アメザントは強い。それはあのシュートで確信したことだ。
そのことをかんがえると胸がちくっと痛む。
エジプトのアメザントと吹雪、なにか関係があったんだろうか・・
自分の部屋を出ると廊下を歩く。ふいに吹雪を部屋が視界に入る。
ガチャ
吹雪の部屋を開ける。部屋にはだれもいない。ベッドはきれいなままだ。誰にも気づかれず帰ってきて寝ることだけして再び居なくなるなんて吹雪がそんなことをするのはかんがえられない。おそらく吹雪は帰ってきていない。
パタン
吹雪の部屋をでると染岡が立っていた。
「そめお・・」
「吹雪帰ってきたか?」
染岡の表情はうつむいていて見えないがあまり元気ではないのは確かだ。
「いなかった・・」
そう答えると、染岡はそうか・・とつぶやき、スッと円堂のよこをとおりすぎていった。
「染岡・・・」
染岡は階段を降りていってしまった。
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