二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.188 )
日時: 2011/03/23 10:15
名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)


『29』

 
 「おかしいよな」
 「ああ、確かに変だ。」

 宿舎に戻った一同は食堂で話していた。
 今、吹雪は久遠のところへいっている。だからこうして話が出来るわけだ。

 「最近監督は練習も見ていない。」
 「決勝も近いのにな」

 鬼道と風丸はいうと豪炎寺と円堂も続く。

 「それに明日は練習とはいえ、試合だってある。」
 「吹雪の件に対しても腑に落ちない。」

 鬼道は組んでいた腕を解くといった。

 「監督も吹雪も何かを隠しているのは間違いない。」

 暫く沈黙が通る。

 「わからない。でもさ・・」

 沈黙を破ったのは円堂だった。

 「きっと話してくれる。吹雪も監督もさ!」

 円堂の言葉にみな賛同する。


 「そうだな」















 「なんだ。吹雪」

 久遠の部屋に入ってきた吹雪を見ようともせず問う。
 吹雪はきっと久遠を見据えるといった。

 「スタメンからはずしてください」