二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.208 )
日時: 2011/03/29 13:12
名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)

『32』

 「よしっ気合入れていくぞぉ!」
 「おう!」

 円堂の声にメンバーは気合の声を上げる。
 そのとき向こうから彼らが話しかけてきた。

 「ここで君たちと試合できるなんて光栄だね」

 リブスは腕にキャプテンマークをつけている。キャプテンだったのだ。

 「いい試合にしようぜ!」
 「そうだね。コートがあれさえしなければね」

 ふっと笑うと、また自分たちの方へ戻っていった。
 久遠が入れ違いに言う。

 「さあ、コートにはいれ」
 「はい!」


 『エジプトアメザント対イナズマジャパンいよいよ開幕です。会場はここ、やまねこスタジアムでお送りします。お聞きくださいこの歓声。熱気で包まれています。』

 マクスター・ランドはレビン・マードックに話す。

 『この試合はFFIには含まれては居ませんが、どう思いますか?』
 『そうですね。エジプトアメザントはFFIの決勝にでた、オルフェルスとザ・キングダムとも大量得点で勝利を収めています。しかし、イナズマジャパンもかなりも力をつけてきていますからね、最初の攻撃が勝敗を分けるんではないでしょうか』
 『なるほど、レビンさんありがとうございます。あっここで両チームともコートに入りました。』


 鬼道はコートに入ったメンバーを見回した。

 「!?佐久間?」

 ベンチをみると吹雪は座っている。
 そんな鬼道の表情を見てか、佐久間は話す。

 「吹雪の代わりに入れっていわれたんだ。やっぱり吹雪をはずすらしい。」
 「・・・。そうか」


 一方エジプト側では・・
 
 リブスはベンチに残るアイラに声をかける。

 「なあ、アイラ。お前が気にしてる吹雪ってやつはベンチだけどいいのか?」

 リブスの言葉にアイラはふっと笑う。

 「別にいいさ。あいつが出る前にさっさと点取ってくれ。そのあと、追い討ちをかける。」
 「わかったいってくる。」

 そしてアイラはぼそっとつぶやく。

 「吹雪士郎が出た時点で俺たちは・・ふっ」

 述べている言葉と表情があっていなく、不気味だった。


 『さあ、いよいよキックオフです』


 FW 豪炎寺 宇都宮 基山 染岡

 MF 鬼道 不動 佐久間

 DF 壁山 小暮 飛鷹

 ベンチ 風丸 吹雪 綱海 立向居 土方



 FW リブス・ガーレン
    ミッド・キト
    スフィン・トト
        
 MF ヒエロ・ラー
    サザン・ピラミッド
    クフ・バステト
    セクメ・スティム

 DF オリシス・ブラット
    マオス・プレマ
    カーメ・アケト

 GK ナイル・リバー

 ベンチ アメン・エハムド
     ルミア・ラベセス
     アイラ・グリフ
     ギザ・ツタン
     シルト・パピルス(GK)