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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法のお店 【らぶこむ魔法学校だより】 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/30 18:28
- 名前: きぃな ◆a7BqZrzqxY (ID: s7P63baJ)
■プロローグ
カチャッ
この扉を開けて…
一歩足を踏み入れてごらん?
早く……——
空間がゆがみ、気づくと目の前には温かい暖炉。
その炎に見とれているとふと視界に窓の向こう側の雪が目に入った。
窓の隣には見たことのない老人が椅子に座ってこちらを手招きしていた。
あたりを見渡すと…
此処は校長室らしい。
天井付近には歴代校長の額縁が飾られていた。
その下には数々のトロフィーに、ボウシにツエ。
『君がここに来ることは…星の巡りを見て知っていたよ』
そういいながら彼は席を立ち、古く分厚い本を手渡してくれた。
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——あなたと出会えてよかった。
さもなければ今の自分はいないから……
ここからは恥ずかしいので魔法語で書きます。
……
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ここから先は 絵 みたいなものが続いてて何が何だかよくわからない。
ページをめくり、最後のページを見ると、
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…… この本を読むあなたも、きっと自分と同じことを書くでしょう。
様々な想いを胸に涙して。
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本を閉じると、さっきの老人が
『あなたの全てが分かりました。さぁ、この扉を開けなさい』
不気味な扉の近くで手招きをしていた。
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