二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法のお店 【らぶこむ魔法学校だより】 ( No.42 )
日時: 2011/02/27 10:36
名前: きぃな ◆a7BqZrzqxY (ID: s7P63baJ)

イナバ目線

…。
TV20C…何やってんだか。

僕はふぅとため息をする。
TV20Cと梨夢が仲良いな……ん、どうでもいいけど…(←
ちらりとハバナを見ると、

「…!!」

顔を真っ赤にして鉛筆を折ろうと力を加えていた。
うわうわわ……
僕は見なかったことにした。とりあえずTV20Cに注意しなきゃ…

さっそく僕は隠し持っていた携帯をそそくさと動かす。

----
TV20C!
お前ハバナの顔ヤバイさ!

-END-
----

…と、送信。
とにかく…変に思われないように…

ブー ブー

TV20Cのバッグから携帯のバイブ音。

「ん?」

「どした?」

小声で会話する二人。
しばらくはなすなっての!!

携帯を開く音が聞こえる。
TV20Cが小さく「エ?」ってつぶやいた。

きっとハバナの顔を確認してるんだろーな…
んでしばらくして…

「マジかよー!!」

TV20Cが授業中にも関わらず、再び笑い出す。
呆れる僕、イナバ様(←
とりあえず、顔を伏せた。もー…めんどい的な?

幸いリカルド先生は忘れ物を取りに職員室に行ってた。
まぁそのかわりに、クラスメイトの「?!」的な目線がハンパぢゃなかった(笑

「どうしたんですの?TV20C」

ホイップが口に出す。

「あ、ううん!何でもないガピ」

きっとチラッとハバナを見ただろーな。ホイップも「?」でハバナを見たからさ。

ハバナの酷く恐ろしい顔をしているところを見たホイップも…

「ハバナ!何怒ってるんですの?!」

大笑い。ホイップにつられて皆がハバナを見る。

「エ?何々?!何かに嫉妬してるだろ?」

流行好きのイビラが図星!!的な事を言う。

「みんな〜!そっとしておいてあげないララー?」

前からいい子ぶってることに気づかされたジェンヌに、

「うるさいのさ!あたしたち授業中なうだし〜!」

流行語を巧みに使うのはキッキ。

「超キッキの言う通りじゃない?静かにしたらぁ?」

不思議なオーラをかますルージュ。
この子のいう事はほぼ絶対だからねー…

みんな「はぁい」といって席に着く。
きっとルージュは「ちょろすぎw」って思ってるだろーな(笑

あ、チャイムなっちゃってるし…
結局先生が戻ってこなかったw(←


「ほうかぁ〜〜〜!」

誰かが叫ぶ。
みんなが「わー!」って叫ぶ。
てか放課といっても結構長いんだよなぁー。
この世界はめずらしいらしい。本に載ってた。

…そういえば、TV20Cにとっては…

「TV20Cさ〜ん…??」

ハバナがどすどすとTV20Cに向かってくる。
僕は一応見ておく。

「はっ…ハバナ!」

TV20Cが怯える。その隣で梨夢が「?」って顔をしている。
こ…これはまずい。
TV20Cに耳打ち。

「終わったら電話してほしいのさ」

「えええ!!一人にする気ピガ!?」

「うん。梨夢にバレてもまずいだろ?」

コクンとうなずく。よし…
梨夢の手を取る。梨夢が「?」って顔をする。

「これはね、男の修羅場さ♪ちょっとおいで!」

「うん!」

ほっとした様子の梨夢。
僕たちは教室をでた。