PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第弐章 —燃え盛る炎と完璧なる氷と— ( No.28 )
- 日時: 2011/02/13 15:13
- 名前: 蒼月白星鏡 (ID: khxqjExY)
第伍話 『完璧—そして自分は何を思う?—』
吹雪士朗___
テレビ越しに映る一人の少年。
「"アイスグランド"」
彼は宇宙人達を華麗に、素早く、避けていく。
そして、次の瞬間彼は"替わった"。
「"エターナルブリザード"!」
DFの吹雪がシュートを撃った。
そのシュートは凄まじく、キーパーは吹き飛ばされ、あっと言う間に点を取った。
豪炎寺は唯驚くばかりだった。
そして試合終了のホイッスルが鳴った。
吹雪の前に、染岡が新必殺技である"ワイバーンクラッシュ"で点を取ったおかげで雷門イレブンは勝利した。
「(俺は… "弱かった"のか……)」
「勝って良かった」と言う嬉しさよりも、『完璧』の存在に圧倒され、
「自分は弱い」という
『絶望』を感じた。
炎はやがて凍てつく氷に負けその暖かさを失った________
PR