二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第弐章 —燃え盛る炎と完璧なる氷と— ( No.46 )
日時: 2011/02/11 20:59
名前: 蒼月白星鏡 (ID: khxqjExY)

第壱拾話『疑問—そして少年は辿り着く—』



少年は考えた。



自分が一番よく知り、分かっている。



その"大切なもの"とは一体なにか。



分からない。



以前の自分が分かっていたのに、今じゃ分からない。



馬鹿だな。



本当に馬鹿だ。



太陽の様に輝く少年の様に。



円堂守の様に。



そう言えば、円堂ってどうしてあんなに強いのだろうか。



最後まであきらめない気持ちはもちろんその理由の一つ。



しかし、もっと大切なものがある気がする。



それは…






























そうか。



一番大切なことは、誰でも出来る。



でも、円堂はそれよりも上回っている。それ以上に一番大切なことに懸けている。



一番大切なことは_____






























             "仲間を信じること"