二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第弐章 —燃え盛る炎と完璧なる氷と— ( No.64 )
日時: 2011/02/23 19:01
名前: 蒼月白星鏡 ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)
参照: 明日からテスト週間なので1週間程度更新できません

第壱拾六話『苦悩—そして少年は炎と化す—』




「…あいつは一体…」

未だに吹雪のことについて考えている。
豪炎寺が思いついた答え、それは














                "二重人格"である。
しかし、ハッキリとした証拠が無いため何も言えない。
もしかしたら、唯の間違いかもしれないからだ。

「(確かに、俺の間違いかもしれない。
  だが、あの時性格がガラリと変わった様な…)」

"あの時"というのはしつこい程言うが三度目のジェミニストーム戦である。

「(もし、主人格が気弱な性格だとするのなら、シュートを撃つ時は替わっている、ということか…?
  しかしそんな簡単に…普通だったらすぐに心のバランスが崩壊してしまうのでは?やはり俺の見間違いk「豪炎地にーちゃん、何を考えてるの?」えっ?」

突然割り込んで来たため、驚いてしまった。

「え、えーと…」
「ねぇ、ねぇってばぁ!」
「…いや、


















     何でも無い。」

少しだけ微笑むと、土方の弟達と遊び始めた。




















炎はやがて凍てつく氷の中でその暖かさを取り戻した_____