二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース【*ワノ国の恋事情*】 ( No.96 )
- 日時: 2011/10/25 09:03
- 名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)
第十三話【始動からの決着】
エース「鷲、餡?」
二人のじゃんけん大会はまだ続いていた。
ヒビキ「キ−スノウ家の名に懸けて負けるわけにはいかないんだ!!」
エース「ちょっと、お前。黙れ。」
久し振りに真面目なエース。
ヒビキ「ぼ、僕に向かって黙れなんて...僕を誰だと思っているんだ!!」
エース「馬鹿。」
ヒビキ「なっ!!貴様....僕はキ−スノウ家の「黙れって言ってんだ。」
エースがヒビキの胸倉を掴む。
ヒビキ「いいだろう.....僕を侮辱した罪は重いぞ....。」
エース「瞬殺だ。」
真面目なお二人。
少々気持ちが悪い。
エース「そっちから、こいよ。」
え、まさかのボケスルー。
ちょっと、ナレーターすねますよ。
ヒビキ「はっ!!いいだろう、見せてあげるよ。僕の美を!!」
エース「悪趣味な美だなァ。」
ヒビキ「それは見てから言ってもらおうか?」
.......。
ヒビキハテヲクロスニシテカマエル。
エース「真面目にやれよ、ナレーター!!」
エ−スが思わず鋭いツッコミ。
ナレーターの機嫌が回復したようだ。
ヒビキ「見せてあげよう....【雪獣-tiger-】」
そう呟くと、白い粉、いや雪が舞い上がる。
エース「白い粉って、あぶねぇよ。」
ヒビキ、危なそうだから、いろんな意味で。
ヒビキ「ナレーターと意気投合するなっ!!まったく....。」
エース「で、それァなんだ??」
ヒビキ「これが僕の能力さ。空気中の水分を雪へと変える。
エース「はっははは!!!俺ァ、運がいいようだなぁ。」
エースがニヤリとヒビキの顔を見る。
ヒビキ「なんだと?」
エース「大丈夫だ。お前が俺に負けるのは仕方ねぇからなァ。」
ヒビキ「僕が、お前に?何を馬鹿なことを。さぁ、行くんだ。僕の芸術作品よ。」
そう言うと雪でできた虎がエースに襲いかかる。
エース「せいぜい仲間に言い訳するんだなァ。」
小さな光が空中を舞う。
ヒビキ「な、なんだ?これは!!」
エース「‘相性が悪かった,ってな。」
無数の光がヒビキと虎の周辺を回る。
ヒビキ「こんな光で何ができると....」
エース「【蛍火・火達磨】」
エースがつぶやいた瞬間。
あたり一面が火の海へ変わった。
エース「お前の敗因は俺と出会ったことだ.....なんてな。」
かっこよく決めようとしたのか?
イラッとしたぞ、イラッと。
エース「うっせぇな!!スッキリ勝たせろよ!!」
こっちがスッキリしない。
エース「お前は関係ねぇだろ!!っと、鷲餡を探さなきゃだな。」
そう言ってエースは二度と帰ってこなかった。
エース「変なナレートすんな!!」
そう言ってエースは鷲餡のもとへ走った。