二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】ジブンの運命、信じてみませんか? ( No.13 )
日時: 2011/02/01 22:35
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: 5FEzjtUd)



    *第一話 やけにリアルな夢って怖いよな・・・*


「・・・ふゎぁ・・・・って、うわぁぁぁぁあああ!?」

ガバっ!!  と勢いよく飛び起きた月曜日の朝。

時計を見ると七時十五分をさしていた。


そう、大遅刻である。


今日は運が悪い。

変な夢のせいで起きるのは遅くなっちゃうし・・。


夢・・?

そういえば私、夢の中で夢見なかった?




って、おい!そんなこと考えてる場合じゃないぞ私!!

早くしないと絶対遅れるっ!
塚なんでこんな中途半端な時間に学校の門しまるワケ?

普通八時とかだろ!


あー、もうっ!何でもいいや!!
とにかく早く私宅を・・・・・・・・







なんだかんだで私の忙しい一日がはじまる。

今日は週の初め、月曜日。
一週間の中で最も運が悪くなる日。

・・いや、運が悪い日。




何故だか私は、昔っから悪運体質なのだ。

両親はもういない。
というのも、三歳の誕生日に、健康だった母が突然倒れたことからはじまった。

二日くらい意識不明のあげく、三日目に死んだ。

父はそのショックで、現実逃避。
毎日酒を飲み、最終的に自殺というかたちで死んだ。

それから私は施設に預けられ、引き取られていった。

ソコがまたひどくてね、

食事抜きの日は当然のようにあり、冬でも外に閉め出され、暴力受けまくり。

それらのことがエスカレートしていって、もう虐待だろってくらいひどかったな・・。


ようやく救い出されたのは小学三年生の時。

それからまた施設の生活が始まった。

施設で友達も出来た。

だけど、できて一週間後に施設が放火。

その時ちょうど私はその場にいなくて助かったけど、私の友達はみんな焼けてしまった。



それからまた新しい施設へ行き、・・・・・・・・・・・



って話してると長くなるからここらへんでやめておく事にする。



で、私は今一人暮らし。

うん、いろいろあったんだよ・・。


毎日自給自足!
バイト三昧だ・・・。





という過去から今までの話は置いといて、



今私は何をしてるかって?




道をダッシュしてるんだよ・・



あ、学校が見えてきた・・。



私が行くのは私立高校。
ちなみに私、高校二年生。
これでも女子高生だよ。





「はぁ・・・はぁ・・・」

ぎ、ギリギリセーフ・・。


と言うわけで、ここから私の学校生活のはじまりなのだ。







          〜




ああ、もう、ね。

ウザったいんだよあのお嬢様ヤロウ。


休み時間、私はそんなことを考えながら屋上で過ごしていた。


お嬢様ヤロウとは、ちょっと有名な会社の社長の娘のこと。
わかりやすく言うと、教室に君臨するウッザーい女王様。


何故か私が気にらないらしく、私を目の敵にしている。


ほんと、いい迷惑だよね。




          〜

・・そして昼休み・・・。



あー・・、運が悪いってやだなぁ・・・・・・・・・。



そんな思いがこみ上げてくる昼休みだった。