二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ短編&長編【さぁ、一緒に】リク受付中 ( No.78 )
日時: 2011/02/26 22:53
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: 5FEzjtUd)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

〜あかっちリク〜

          *この握手に誓う*



『一郎太。今日もお疲れ様でした。』

「あぁ、待っていてくれてありがとう」


校門の外で一郎太の部活が終わるのを待っていた私。

もう夕日が沈みそうだ。


『今日の部活、どうでしたか?』

「もうすぐ新しい必殺技が完成しそうなんだ!けど、まだ何か足りないんだよな・・・・・・・スピード・・・・・かな・・で、——」


部活のことを楽しそうに語る一郎太の横顔を、私はどんな顔で見ていたのかな・・?


なんだろう・・何故か、最近私と一郎太とのあいだに、距離を感じるような気がする。


その距離は、どんどん広がり、そのうち一郎太の姿は見えなくなり


私は一人ぼっちになる・・・・。



そんな気がしてならないのだ。


「——や・・なや、奈夜?」

『え?あ、なんですか?』

「どうしたんだ?ぼーっとして。珍しいな」

『・・いえ、ちょっと考え事をしていただけです』


と言って、笑った。・・・つもり。


「・・?」



しばらく、言葉を交わさずに歩いていた。



そして、最初に口を開いたのは・・


「時間、あるか?」


一郎太だった。


『?ありますけど、どうしてですか?』

「ちょっと、来い。」



そう言うと、一郎太は私の手を握って、引っぱるように歩いていく。













一郎太は動きを止めた。

『あ・・・』


私は、そこにある光景を見て、目を丸くした。


『懐かしいです・・・この場所・・・・綺麗・・・・』

「ここ、昔俺と奈夜で来た思い出の場所、覚えてる?」


そう。ここは、昔私と一郎太と私が見つけた、秘密の場所。・・思い出の場所。

町全体が見わたせて、景色がとてもいい場所。


今の時間帯なると、町の明かりが散りばめられた星屑のように見えて綺麗だ。


「元気、でたか?」

『へ?』

「なんか、元気ないように見えたから・・」

『フフッ・・元気、でました。ありがとうございます』


今度は、にっこりと、笑った。










『一つ、聞いてもいいですか?』

「なんだ?」






『これからもずっと親友ですよね?』



一郎太は笑って答えた。


「ああ、もちろんだ」


私も笑った。




『じゃあ、これからもよろしくお願いします』


と言って、手を差し出した。


「今日なんかあったか・・?・・・まあいいや。


   こっちも、これからもよろしくな」




ギュっと、私の手を握り返した。








      〝この握手は、友情の証——〟


******************
あかっち!おそくなってごめん!!
そしてグダグダでごめん!!
なにより中途半端という、、、ね。