二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 異世界の危機 〜コメントお願いします!〜 ( No.30 )
日時: 2011/02/11 13:03
名前: 桜花火 (ID: /HyWNmZ0)

今回はちょっとだけ更新!
それと、小説の書き方変えます


9 三つの理由

全「「三つの理由?」」
冬姫「はい、まず一つ目、それは私をあの場に引きずり出し、あの惨劇を見させること。私にとって、『守』たちは大切な人だから、もし、同じ顔の人が傷ついたりしたら、どんな顔をするか見たかったのでしょう」
円(大切な人…)

すると、突然音無が口を開いた

音「ちょっと待ってください!今、『守』って言いましたよね?」
冬姫「はい…、それが何か?」

突然の質問に、冬花姫はキョトンとしている

音「それって、キャプテンの同じ名前だから、もしかして、もう一人のキャプテンが貴方の世界にいるってことですか?」
冬姫「はい…、そのほかにも『春奈』や『秋』、それに『夏美』や『修也』もいます。もっとも、今はいませんが…」

冬花姫はそう言うと、暗い顔をした

音(なんか、いけない質問をした気が…)

円「夏美もいるのか?」
冬姫「はい、います。そう言えば、貴方たちの世界では、夏美はある意味『敵』なんですよね?」

豪(なんで、知っているんだ…?)

疑問の思った豪炎寺だが、冬花姫が本題に戻る方が早かった
諦めて、豪炎寺はそのまま続きを聞いた

冬姫「それでは、本題に戻りますね。二つ目の理由、それは『力』にあります、ってその前にこの出来事の原点からお話しした方がいいでしょう」

そういうと、冬花姫は小さな箱を取り出し、中身を見せた
小さな紫色に輝いている石みたいなものがある

円「これは…?」

冬姫「この石の事を貴方がたは確か『エイリア石』と呼んでいるいますよね?」

ヒ「エイリア…石…」

ヒロトに風丸、以前エイリア石に関係を持つ者たちの顔は一気に暗くなった
自分の犯した過ちに誰もが悔いている

冬姫「すみません、嫌な事を思い出させてしまいましたか?」

円「……いいや、大丈夫、話を続けてくれ」

円堂は風丸たちを気遣い、話すのを一瞬躊躇った、
それでもここまで来たら後戻りはできない
風丸もこの一言で我に戻った

冬姫「この石は持ち主の力を増幅させる事が出来る、
しかし、この石の力は大きく、持ち主の心に少しでも『闇』があれば、そこに入り、取り込まれた人は人格を変えられ、破壊を続ける……本当に恐ろしい石です、これのせいで『守たち』は……」

冬花姫は握っていた手をより強く締めた
彼女の顔も悲しみに溺れている

冬姫「この石が私たちの世界に落ちてきたのは、五か月前の話です……」




次はちょっとした過去編(?)です!