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１２　すべての始まりⅢ

修「夏美、どうして俺たちも連れて行くんだ、お前ほどの実力があれば一人でもできるんじゃないのか？それに今回の依頼は別に戦闘でもないんだぞ」

夏「まったく、人が誘ってあげてるのにそんな態度はないでしょう？」

修「こっちは依頼が終わったばっかなんだ、少しは休ませろ」

夏「私だって休みたいもん、でも王の命令だもん、断れないし、それにひとりじゃあ寂しいもん」

修「もんもんうるさい、なんかの動物か？」

夏「知ってる、修也？人間も動物なんだよ」

修「俺をからかうな！いい加減にしろ！」

夏「修也もいい加減に守と戦うのをやめなさい」

修「うるさい！お前は俺の母親じゃないだろう！」

春「始まった…」

二人のけんかに巻きこまれた春奈はただ隣で溜息をつくしかなかった
そんな中、秋は周りをきょろきょろしながら、一人守の姿を探していた
すると、柱の所にある二人の影を秋は確認することに成功する

秋「見つけた、姫と守がいる」

そういうと、早歩きで行ってしまった

春「はいはい、低レベルのお遊びはここまでにして、行くよ、修也、夏美」

修・夏「誰が低レベルだ！」

二人に怒鳴りつけられた、春奈は耳を塞ぎ、逃げるようにして、秋の後を追った


なんか眠くなってきたので、更新を中断します！
続きはまた明日