二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 異世界の危機 〜過去編終了〜  ( No.46 )
日時: 2011/03/17 17:06
名前: 桜花火 (ID: /HyWNmZ0)

18 出発
 
 
円「うっ……、あれ?俺、確か食堂にいなかったっけ?」

木「円堂くん、食事をしている時に急に倒れちゃったの、熱も出てないみたいだし、練習の疲れがたまっちゃったのかな?あっ、後で豪炎寺くんと風丸くんにお礼いってね、円堂くんを部屋まで連れ来たのはあの二人だから」

円「ありがとう、木野」

木「いや、だからそれ豪炎寺くんたちに言って」

円「あっ、そっか」

木「練習も大事だけど体も気を付けてね」

円「分かった、じゃあ、俺練習しに行くな!」

木「うん」

ベットから飛び起き、円堂は部屋を出た

木「なんか、記憶がおかしい気がするけど…気のせいかな?」

部屋をでた円堂を追い、木野も部屋を出た






〜雷門夏未、帰還後〜

円「よろしくな、夏未!」

夏「えぇ、こちらこそ」

久「よし、各自練習に戻れ」

全「「はい!」」



そんな彼らの様子を『冬花』は見つからないように見つめていた

冬『あの子がもう一人の夏未…それに皆サッカーが好きなんだ…』

冬『サッカーか…』

そうつぶやくと姿を消した






〜練習終了〜(←手抜き)

久「今日の練習はここまでだ」

全「「お疲れ様でした!!」」

練習が終了し、選手たちは各自夕食の準備に向かう

円「あっ、そうだ、豪炎寺!風丸!」

豪「なんだ?」

円「さっきはありがとうな、秋から聞いた」

風「お前が急に倒れたからビックリしたよ」

円「ごめんごめん、以後気を付けます」

豪「キャプテンのお前が体調を崩すと皆、パニックになるから気をつけろよ?」

円「分かってるって」

間もなくして、音無の声が響き渡り
円堂たちは急いで食堂に向かった





〜食後〜

音「夏未さん、料理上手になりましたね!」

雷(←夏未)「余計なお世話よ!」

そんなマネージャーたちの会話が響く

円「う〜ん」

鬼「どうした?円堂」

円「なんかさぁ、朝から何か記憶がおかしいと思うんだけど…」

吹「しょうがないよ、キャプテン急に倒れちゃったからね」

円「まぁ、考えてもしょうがないよな」

豪「円堂、監督からの伝言だ、用事があるから出かけてくるらしい」

円「わかった、ありがとう」

音「皆さん、早くお皿を片づけてください」

音無に注意され皆そそくさと動き始めた


冬『ごめんなさい、記憶のいじり方少し変えた方がよかったですか?』

円「ふゆっぺが二人!?」

食堂に冬花が二人いて、周りのみんなは驚いている

冬『初めてあった時と同じ反応ですね、では記憶を戻しますね』

『冬花』が胸の前で手を合わせ、呪文を唱える
それと同時に円堂たちにも記憶が戻り始める



冬『思い出しましたか?昨日の事』

円「そうだ、俺たち昨日確か…」

冬『雷門夏未さん、貴女とは昨日夢でお会いしましたね?』

雷「貴女は昨日の…」

冬『はい、フェアリー王国の姫、冬花です』

豪「一人足りないというのは、雷門の事だったのか?」

冬『はい、ここにいる皆さんがいなければ始まりませんから』

木「始まる?」

冬『はい…、では皆さんいいですか?』

円「いいですかってどういう事だ?」

冬『貴方たちをフェアリー王国に連れて行きます』

周りにいる選手たちは、訳のわからないが、そのまま『冬花』は行動に出る

冬『では、行きます………
  火・水・風・雷・氷・地・光・闇、八つの石(ストーン)よ…我らを包み込み、妖精の国、フェアリー王国へ導け』

呪文を唱え終わると、竜が描かれた魔法陣と赤・藍・緑・黄・青・茶・白・黒の八つの石が周りを囲む
そして魔法陣が一気に円堂たちを包み込み消える