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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 異世界の危機 〜参照600突破!?〜 ( No.98 )
- 日時: 2011/04/21 17:48
- 名前: 桜花火 (ID: /HyWNmZ0)
- 参照: pixivのサイトはおススメです!!!
31 呪われた子供
夏未の質問に次々に答えた円堂たちは、次の話に移っていた。
円「そういえば、冬花って、どこに行ったんだ?」
円堂が周りをきょろきょろしながら、『冬花』の姿を探した。
しかし、同じ姿の人は雷門と夏未しかいなく、冬花は一人だけだった。
夏「さっき、姫が倒れたでしょ?だから、茜とアツヤが部屋に運んだの。相当ショックが大きかったみたい……」
円「そうか…」
豪「……一ついいか?」
夏「?」
豪炎寺が夏未を鋭い眼差しで、睨むかのように言った。
そんな事でも夏未はビクともしない。
豪「さっき、もう一人の音無の言葉が気になったんだが……
『呪われた子ども』と言うのはどういう意味だ?」
その質問を聞いた夏未の表情が一瞬、揺らいだ。
それでも、声を振り絞るかのように豪炎寺の質問に答えようとする。
だが、向かい側に座っていた茜が声を張り上げた。
茜「なんで、そんなことを聞くの!?」
全「!?」
茜「あんた達には関係のない事でしょ!?そんなことを聞いてn 夏「黙って、茜…」 でも……」
夏未に止められた、茜は納得の行かないかのように歯を食いしばる。
茜が落ち着いたのを見ると、夏未は豪炎寺に向き直る。
夏「大したことではないの……」
豪「いいのか?」
夏「えっ?………大丈夫よ、あんた達には聞く権利があるわ。守たちを助けてもらうためにここまで来たんですもんね…私の事も知っておかなくちゃ、いけないだろうし…。こっちもタダで助けてもらいたくはないし」
全「……」
夏「私は、ある氷の国で生まれたの……」
そういうと、夏未は自分の過去の事を暗い表情で話し始めた。
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