二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】小さな夢物語【オリキャラ募集!】 ( No.199 )
- 日時: 2011/03/27 14:48
- 名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
- 参照: 切実に暇だw
星の戦士更新!
1話 『戦争への始まり』
———いい星夢、本当は戦争なんかしちゃいけないんだよ。
———どうして?だって私達は戦場でしか生きる場所が無いんだよ?
———確かにそうだね。けれど私達のくだらない遊びで大切な命が消えてるの。だから私達はこんな事しちゃいけないの。
———分かった。じゃあ私は大切な命を守る為に戦う!
———そうね、星夢。それじゃあ強くなりなさいよ。大切な命をお母さんの代わりに守ってね。
———うん!お母さんだーい好きー!
昔の母親との会話。今でも覚えてる。
私は守ると約束した。だが、もう遅い。私は今大切な命を殺してる。
「消えな、屑共。」
怯えてる兵士に向かって言い、私の赤色に染まった剣が兵士に深く突き刺さった。
「まだ居るよ、どうするセーム?俺達人数少ないよ。」
「慌てるなグラン。こんな屑は簡単に殺せる。」
まるで私は心の何処かにある不満を命を殺して楽しんでるようだった。
今の自分が怖い。きっと剣を持ってる時の私の顔は笑顔のはずだ。本当はこんな事したくないのに。
これも星ノ子の血ということか。
「うおぉぉおおお!!」
声のする所を振り向くと1人の兵士が大剣を持って襲い掛かってきた。大剣が右腕にかすり、血が出てきた。
右腕を庇いながら兵士の腹に向かって勢いよく剣を突き刺す。その時に顔に兵士の赤黒い血が付く。
あっという間に周りは死人だらけ。立っているのは私達星ノ子隊しか居なかった。
「ふん、甘い奴等だったな。」
バーンが兵士に刺さっている自分の剣を引き抜く。
「帰るぞ。もうこんな屑星には用はない。」
「全く、星家政府もどうしてこんな所に行けだなんて言ったんだろう?」
「きっと何かあったんだろう。それか、ただの星潰し。」
レーゼの問いに答え、右腕の深い傷を抑えながらゆっくりと大地を踏む。
どうして私なんかが大地を踏めるのか。こんな罪を犯してしまった生物なのにどうして生きているのか。
考えたって答えは1つしかない。それは———
戦場でしか死ねないから___
1話終わり
うわっ、変だ。