二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時空心中。【イナズマイレブン・オリキャラ・同盟国募集 ( No.12 )
- 日時: 2011/04/29 15:25
- 名前: 蒼月白星鏡 (ID: khxqjExY)
【喫茶『五月雨』】
喫茶『五月雨』
未来はそこに立ち寄った。
「いらっしゃい …ってセラフィム様か」
食器を拭きながら言うのは、ルーセント護衛隊司令部部長『鬼道有人』。
冷静で、どんなことも見逃さない。
「突っ込み処が多過ぎてどうすればいいのか分からないんだけど。
とりあえず、ココアある?」
「在りますよ。豪炎寺、ココア1つ」
「了解」
『豪炎寺』と呼ばれた彼はルーセント護衛隊副隊長である。
魔法属性の一つ、「火」を司る人間だ。
その為、火の魔法は全て使えるのだ。
「…前に来た時とは随分変わった気がするけど」
「そうですか?」
「私に対しては敬わなくていい。敬語を使うなって何度言ったらわかるの?鬼道」
「ですが…」
「そうだなぁ… 嫌ならそのゴーグル3000万で売r「売らせません」
「じゃあ、此処のコーヒーがどうして美味しいのか国民全員に教えるよ?」
「…勝手にして下さい」
「そっか、認めたんだね。なら鬼道が愛用しているマントをヤ●オクにだs「御免なさい」
鬼道、惨敗。
「ココアです」
「あれ、もう出来たの?」
と言いつつもココアを受け取る。
「…ケルビム様は?」
「ゴミ収集車に出しといた」
「相変わらず酷いですね」
「そんな反応をしている豪炎寺も酷いと思うけど。ま、あんな馬鹿はゴミとの2ショットがお似合いさ」
「ところで、先程変わったと仰っていましたが…」
豪炎寺の対応に未来は溜息をつく。
「…何が変わったんだ?」
「おい、豪炎寺!」
「しょうがない。一応、セラフィム …じゃなくて、未来の命令だから」
「と言う訳だよ、鬼道君?」
未来はニヤリと鬼道に向かって笑った。
「…ハァ。分かったからヤ●オクに売るのはやめてくれ」
「分かってくれればそれでいいんだよ。
あ、話が反れて悪かったね。変わったっていうのは、
何で執事みたいな服着てんの?」
確かに、未来が言う通り白いスーツの上に黒いベスト。
まるで執事のような格好をしている。
「円堂の提案だ」
「円堂の?」
「客を増やすにはこれ位しなきゃな!」
「乙ゲじゃないんだからさ…そしたら女客ばっかになるよ?」
「大丈夫だ、問題無い!」
円堂がグッジョブをしながら言っている。
「…よく付いて来れたね」
「まあ、仲間だからな」
「同じく」
「(それ、理由じゃないよね?)」
内心思いつつも、言わないことにした。
「吹雪は?」
「闘技場だ。鍛えているらしい」
「"らしい"って… ハッキリしないの?」
「俺が朝起きた時からいなかったからな」
「余程皆の役に立ちたいんだね」
ココアを飲み終えると、レジに代金を置いて出ていった。
「何処に行く気だ」
「闘技場だよ。ちょっと見に行くだけさ」
「じゃ、俺達も行く!良いよな?豪炎寺、鬼道!」
「「(何と我儘な)」」
2人も渋々付いて行くことにした。
—喫茶『五月雨』 急用につき閉店—