ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

場所は変わって、戦場。



その言葉が、一番相応（ふさわ）しいだろう。



何故なら、今、ルーセント護衛隊と裏の使徒との戦いの真っ最中なのだから。



「…マジかよ」



「さっきまで俺が指揮とってたんだ」



「じゃあ何で司令部部室に居たん…ですか！！！」



やはり敬語を使うのは難しいようで。



「いや、司令部から指揮を執（と）るんだ」



「…え？」



予想外の答え。



「耳元をよく見るんだ」



「？」



隊員達耳元を見ると、何やら発信機の様なものが付いている。



「あれは…発信機？」



「…通信機なんだけどな」



「で、それがどうかしたの？」



「今は、戦場を自分の目で見てもらっただけだ」



「はぁ…」



「司令部本部部室から、司令を送るんだ」



「そうなのか？！てっきり現場からかと…」



「…司令する側が死んだら困るだろ」



当たり前だが。



「じゃ、戻るぞ」



「は、はぁ…」



そして、千の実力が試させる＿＿＿＿＿！