二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時空心中。【イナズマイレブン 隊員募集】 ( No.246 )
- 日時: 2011/04/29 19:11
- 名前: 蒼月白星鏡(別PC (ID: khxqjExY)
- 参照: 同盟国戦闘篇じゃボケェェェェェ!!!(ハァ?
【出発】
あれから3週間後。
未来は「普段」の格好だ。
後ろには、円堂達とは違う姿。
「…本当に、置いていくんだな」
呆れながら言うのは、未来と仲が良いルーセント護衛隊隊員『咲乃茜』。
「フィディオは連れて行かないの?」
茶髪でポニーテールの姿の少女、『清野サクラ』。
『サクラ・カーライト』でも通用するセルファーレ討伐隊隊員だ。
「ジュリアさんに逢うから良いでしょ。
フィディオが居たら『蒼十字国』の女性達にナンパするし、サクラ自身もイチャラブ見せるじゃんか」
「良くない」
「だったら拉致監禁でもしておこうか」
「…」
流石にそれはマズイと感じたのだろう。
「…何で僕が…」
白い髪に、水色の瞳が際立つ『菜々木白斗』。此方は、ルーセント護衛隊隊員だ。
「司者だから」
「それ酷いよね!?」
「じゃあ行こうか」
呆気なくスルーされたのであった。
「待って「転送魔h」だから待ちなさいって!」
急いで扉を開けたのは、過去だった。
「あれ?生きてたんだ」
「「(流石にそれは酷い気が)」」
「生きてるわよ!死人扱いしないで!!」
「ったく… さっさとこっちに来い」
「言っておくけど私は貴女の姉よ!?「来いって言ってるんだろうが馬鹿」はい行きます」
「「「(うっわぁ… 凄く、ヘタレだ……)」」」
一同引くのも無理はない。
未来は、後ろをチラリと見たが、何事も無かったの様に視線を戻した。
「じゃ、行くよー。"転送魔法・光速瞬来"」
言った時には、もう5人の姿はなかった。
「…行ったな」
廊下には、円堂、豪炎寺、鬼道、吹雪、風丸のお馴染みの5人の姿があった。
「そんなに行きたかったか」
「だって!一之瀬達にあえるチャンスこれ位しかないんだぜ?!」
「気持ちは分かるが…」
「執念がしぶとすぎるよ、隊長♪」
「吹雪の言う通りだ。ちゃんと留守番した方が良いと思うが?」
むーっと、円堂が頬を風船のように膨らませ、拗(す)ねた。
「「…ハァ…」」
豪炎寺と鬼道が同時に溜息を吐くと、お互いの顔を見合わせた。
「…やるか」
「それしかないだろうな…」
「やってくれるのか!?」
「おい、2人とも!」
「「"転送魔法・影潜り"」」
「お前らァァァァァァァァァァ!!!」
風丸の叫びのみ、城の中に残った。