二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 時空心中。【イナイレ 隊員募集中 主人公イメージ画UP】 ( No.266 )
日時: 2011/04/30 12:29
名前: 蒼月白星鏡(別PC (ID: khxqjExY)
参照: 少女女王創作中...(後、文字のみ。薔薇描いたけど、あれ死ぬ

【集いし王女達】


















場所は『蒼十字国』城内。



正確に言えば、会議室である。



「こんなに早く、着いちゃって大丈夫なの?」



「問題ないわ」とジュリアが返事をする。



「…えっと」



「どうしたの、茜」



前話でも話した通り、茜は「蒼十字国」に来たことがある。



交流が深まった為、お互い呼び捨てなのだ。



「私達、どうすればいいの?」



会議室に来たのは、『表世界同盟国会議』の為。



王女達のみが話す為、自分の部下が入って良い筈が無い。



「ゲストルームで待っていてくれれば良いと思うぜ」



「ドモン、それ私の台詞」



後でドモンがジュリアにシバかれるのは、言うまでもない。



「待合室と書いてゲストルームと読むんですね分かります」



「何納得してんだよ未来」



茜が居ると、未来はボケ役になるらしい。



「場所は分かるわよn「一之瀬君治療したわよー!」



「「「「「「「「空気嫁よ!!!」」」」」」」」



この場にいた全員からツッコミされる、過去。



哀れすぎて治療された一之瀬からは言葉が出ない。



漢字が違うのは、あえてです。



「背骨、折れたから正直心配してたけど…」



「反応から見て絶対そうじゃ無かったよな?!どうでも良いような反応してたよな?!!」



「心配したわよ」



表情は無だが。



「王… 女王様!」



「いや、そこは王女様で良いと思うんだけど。と言うより、私のことは「ジュリア」と呼んでって言った筈なんだけど」



「しかs「呼びなさい」ジュリア様、他国からの王女達が到着致しました!ただいま正門にお待ちさせております」



「「「「「「「(流石女王様)」」」」」」」















「どうぞ此方へ」



因みに部下達は待合室(と書いてゲストルームと読む)へ



現れたのは、六人の少女達だった。



「…まさか、中まで蒼薔薇が咲いているなんて」



「うむ、なかなか良いではないか」



「いつ見ても、ジュリアの蒼薔薇は綺麗だね!」



「未来ちゃん、久し振り!」



「あら… 黒色だったら、とても美しかったのに」



「…早く終わらせようよ」



どれも、個性的なメンバーだ。



「あ、ジュリア。私は普通の椅子で良いから。ジュリアはジュリア専用の椅子で…」



「…どれも、同じなんだけれど…」



若干呆れ気味なジュリアであった。















「では、自己紹介から始めようか」



国の主がジュリアでも、まとめ役は未来。



当たり前だが。



「私からだね。
 表世界中心大都市兼表世界代表国ルーセント王女「時空未来」。自由に呼んでくれて構わないから」



未来が一息つくと、美しく、長い黄色の髪を靡かせた少女が口早に話した。



「表世界『桜ノ国』王女『ライディ・ナイト』だ」



結構男らしい口調だが、実際そうでもなかった。



「…王女に向いている人、他にいた筈でしょ…」



お分かりだろうか。



「次はわらわかの」



口調がまるで平安時代の貴族のような少女が、口を開いた。



「表世界『ローズ国』王女『レイリーン・ミリア』じゃ」



薔薇のような緋色の髪に、黄色の薔薇が際立っている。



「次はお主じゃ」



「…」



ジュリアが反論できない理由。



相手が年上だからである。



「あくまで王女としているんだよ?反論して良いんだy「未来、お主の首刎ねるぞ?」だが断る」



お互いニヤリと笑っている。



ジュリアは溜息をつくと、口を開いた。



「表世界『蒼十字国』王女『ジュリア・クラウン』よ」



「蒼薔薇かの… バタップが黙っておれんのぉ」



レイリーンが笑いながら言う。



「…良い…かな?」



「あら、御免なさい」



「表世界『羽光国』王女『月城氷歌』だよ」



「…あまり好ましくはありませんわね」



氷歌の白に近い黄色の髪とは対照的な、漆黒の髪の少女が言う。



「そんなこと言わない。もし言ったら、関節ちょっと曲げるよ」



「何気にさらっと凄いこと言ってるよ、未来ちゃん」



藍色の髪の少女が、苦笑いしながら突っ込む。



「ハイ、次」



「えぇ!?え、えっと… 表世界『氷吹雪国』王女『藍原日奈乃』です!」



因みに、先程のツッコミは彼女である。



「つ、次は貴女です!」



「全く、しょうがないわね…」



「(うわ、何コイツ。ウゼェ。ぶっ潰す)」



※実際はそんなに捻くれてません※



「表世界『影の雷』王女『闇神屡奈』よ」



「(相当ガラが悪いらしいわね)」



「(黒が好きになるのも分かる。後、哀れすぎる)」



周りからの評価はよろしくないようで。



「表世界『氷不死鳥』王女『アイス・シャルル』です。シャルルと呼んで下さい」



性格は日奈乃と似ているようだ。



「自己紹介タイム終わり。じゃ、次は「会議、でしょ」



ジュリア即答。



「…早く終わらせたいんですね分かります」



「貴女が企画した催し物もやりたいし」



屡奈からの意外な反応。



「…じゃ、始めますか」















「これより『表世界同盟国会議』を始めます」