二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時空心中。【イナイレ 隊員募集中 主人公イメージ画UP】 ( No.300 )
- 日時: 2011/05/03 20:24
- 名前: 月影(別PC) ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)
- 参照: 順番は「従者之部」→「王女之部」。フェイントかけまくるよ!
【裏武道会は紅血の宴】
「えっと、豪炎寺さん「虎丸、お前も同罪だ」オレ、まだ何も言ってないんですけど!?」
豪炎寺の目の前には『宇都宮虎丸』、緑川。
「円堂、そんな怖い顔すんなって「黙れ土門」
円堂の目の前にはディラン、一之瀬、土門。
「久し振りだな、鬼道」
「ああ、久し振りだな。で、どうしてそんなに隊員を集める必要があるんだ」
鬼道の目の前には、『佐久間次郎』と『エスカ・バメル』、『ミストレーネ・カルス』。
「直々に私が出てあげたんだもの、楽しませて頂戴」
「成程、君達は暇潰しで来たんだね?なら、その台詞は僕の物だ」
吹雪の目の前には『ニコラ・ステレア』と『代々木羽紅』。
「どうやら皆さん違う目的のようですね」
「どうでも良いな。俺はお前を殺す、それまでだ」
風丸の目の前には、深緑。
風丸を除けば、数として圧倒的に不利。
「ミー達は戦争する気なんて無いよ。ただ、ユー達と遊びたいだけサ」
「そういうことだ、円堂。今なら、他の隊員も集められるぜ?」
「要らない。俺は"遊ぶ"気じゃなくて"殺す"気でいるんだ。お前達が非道な真似をしようとするからだ」
「そんなこと言っちゃいけないよ、豪炎寺。『頭角を現す』弟子なのに」
「弟子を作った覚えはないな。俺が弟子になった覚えならあるが」
「佐久間に誘われてな、少しお遊戯をしようかと」
「良いだろう。だが、容赦はしない」
「随分と自信があるようだね。ま、俺には勝てないだろうけど」
「お前が言える台詞ではないと思うがな」
「じゃあ、暇ごと貴方を潰してあげるわ」
「潰されるのはどっちだろうね?」
「決まっているから言ってるんじゃない」
「殺す、ですか。そうしたら、同盟国の関係も崩れてしまいますよ?」
「大丈夫だ、王女に決定的な証拠を挙げられるから問題無い」
「あくまでミー達がするのは"宴"だよ」
「『笑う門には福来たる』。いつも笑っていて良かったよ」
「王女様や従者だけが遊んでいたら、こっちだって暇だろ?」
「だから暇潰し相手に貴方を選んであげたのよ。感謝しなさい」
「では、此方も貴方達を殺すつもりでいきましょうか」
中だと邪魔なので、外でやることに。
「ディラン、一之瀬、土門。お前等から来いよ」
「随分とミー達もナメられたもんだねェ」
「ま、お言葉に甘えるけどな」
「おいおい二人とも、いきなり出す気かよ…」
3人は、抱えていた聖書を手に持った。
円堂も、戦闘態勢を取る。
「「「召喚(サモンズ)!」」」
「カモン、一角獣(ユニコーン)!」
「遠慮はするな、不死鳥(フェニックス)!」
「来い、天馬(ペガサス)!」
それぞれの目の前の地面に、魔法陣が敷かれる。
魔法陣から出てきたのは、それぞれ違う生物だった。
赤い魔法陣からは額に鋭い角が生えた馬。
青い魔法陣からは6枚の翼が美しい鳥。
茶色の魔法陣からは馬だが、翼が生えていた。
「そういや、『召喚士(サモンズパーソン)』だったな」
「ユー、もしかして今の今まで忘れていたのかい?」
「かもな」
ニコッと微笑みつつも、円堂は鞘から剣を抜く。
抜ききった途端、剣に電撃が纏った。
「まずは肩慣らしに"トライペガサス『天馬羽撃(フェザーショット)』"!」
天馬の羽が、鋭いナイフの様に、円堂に襲いかかった。