二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時空心中。【イナズマイレブン】 ( No.402 )
- 日時: 2011/05/22 19:01
- 名前: 月影(別PC) ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)
- 参照: テスト終了したぜイヤッホゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
【憤怒塗れの虎】
「"グラディウスアーチ"」
普通に矢を撃つ。
しかし、虎丸の背後から、円を描くように剣が現れた。
その剣は矢に導かれるように追尾し、豪炎寺に襲いかかる。
「"火鬼炎陣"」
陣を張り、難なく弾く。
剣は火炎の熱さに刃が溶け、使い物にならない。
「"輪廻炎上"」
豪炎寺がパンチやキックなどを繰り出す。
その衝撃波は、火の輪。
この技は、パンチやキックで攻撃するのでは無く、衝撃波で攻撃するのだ。
「遠距離で攻めて距離を置いた、ってことですか… "タイガーサイクロン"ッ!」
「!」
タイガードライブと似ているが、風を纏っている。
「貫けッ!」
風を纏った矢は火炎を吹き飛ばし、猛スピードで豪炎寺に向かっていく。
「"タイガーストーム"が出せない分を補ったか」
「この前の俺と同じように見ないで下さい」
豪炎寺は、構えを解いた。
そして、左の掌をピンと伸ばした。
矢は勢いを止まず、掌に向かう。
本来ならば、矢は掌を射抜き、下手したら心臓まで射抜いているだろう。
だが。
「!!?」
「詰めが甘いところは変わっていないな」
掌の中心から溢れ出る炎。
その炎で、矢を受け止めたのだ。
「お前が使っている矢は木製。だから当然、燃える」
受け止められた矢は、炎を巻き上げながらも勢いを落としていく。
それと同時に、炎に包まれる。
そして、遂に、灰と化した。
「そんなに、視覚を返して欲しいか」
「当たり前でしょう?俺の大切な仲間なんですからッ…!」
「そうか。なら、
視覚を返してやるよ」
「えっ———「代わりにお前の魔力を頂こう」
背後から聞こえる声。
豪炎寺とは違う、高い、まるで女性のような声。
声の主を見ることが出来ずに、虎丸は崩れ落ちた。
「…何故此処に来た。
3つの「最」を持つ錬金術師(アルケミスト)、『エクエス・ランダリア』」