二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時空心中。【イナズマイレブン・オリキャラ・同盟国募集】 ( No.63 )
- 日時: 2011/04/29 17:29
- 名前: 蒼月白星鏡 ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)
- 参照: エイリア編の沖縄の部っていいよね!(((
【新入り隊員】
あれから5日後。
襲撃があったものの、大した被害にはならなかった。
何より、死者が出なかったことが一番の幸いだ。
「んー…」
考えている未来に、過去は気付き、話しかける。
「どうしたの?」
「いや、あのね。そろそろ新しい隊員を入れようかと思っていて」
「あら、珍しいわね」
「前の様な襲撃の為にも、そろそろ警備を厚くしなきゃならないと思っているんだよ」
「これ以上荒らされちゃあ、困るしね」
そう言いながら、過去は未来の目線の先を覗き込む。
「それは?」
「ん?あぁ、これはね。"入隊希望届"」
「募集してたの?」
「まあね。ただ、なかなか集まらなくてねぇ…
…あ、リアルの方じゃないですよ?焦らなくても良いですからね、読者の皆さん」
未来の言動に、過去は首を傾げる。
「で、来たのはどれくらい?」
「私が選んだのは、"2人"」
「少ないっ!」
「黙れや糞婆」
「あぁん… 出来ればもっと!」
「やっぱりMだ」と未来は呆れながら言う。
「じゃ、『五月雨』に行ってくる」
「え?どうして?」
「そこで待ち合わせしてるから」
「マジですか?」
「行ってくるねー」
「え?! まさかの放置プレイ?!!」
因みに未来は玄関にいて、過去は王室。
「待ってー!」
喫茶『五月雨』
「円堂ー」
「あっ、未来!」
「30分前か、随分と早めに来るんだな」
「余裕があった方が良いからね」
会話をしつつも、傍にあった椅子に座る。
「豪炎寺、いつもの」
「…貴女って、ココアしか頼まないわね」
「ココア、良いよ。ホットでもアイスでも美味しい飲み物ってそうないよ」
「沢山あると思うけど…」
「そうかな?」
「どうぞ」
会話の途中で、豪炎寺がココアを差し出す。
礼を言うと、ココアをゆっくり飲んだ。
30分経過。
「来るね」
未来の言葉と同時に、ドアが開いた。
「失礼します…」
「ここであってんのか?」
「あってるわ」
「君達が入隊希望者、だね?左から名前を聞かせて貰おうか」
「私は『草野小森日』と言います。希望は、ルーセント護衛隊隊員です」
「小森日さん、ね。じゃあ、次」
「『大山千』だ!司令部に入るつもりだぜ!」
「司令部か…珍しいな」
部長である鬼道が言う。
「確かに、希望する人は少ないからね」
「えっと…千君、で良いかな?」
「君?」
「…? 何か、違った?」
「俺は…
女じゃぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁ!!!」
「絵、ちょ、千kじゃ無かった千ちゃん?!」
「オラオラオラァァァァァアアアアアァァァァァ!!!」
千の暴走により、五月雨半壊になった。