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ぢゃ、短編！

グラウルです＾＾


＊知ってる？君に中毒なんだ＊



「れっいなーーー！！！」

「うるさい。黙れ。」


相変わらずクールな玲名。

ＴＶをつけて、つまらなそうな顔でニュース番組を見ていた。

ニュースではアナウンサーが人が殺されたと言っている。


「玲名ー？」


玲名の顔の前で手を振るが、何も言ってくれない。

気づいてると思うけど無視してるのだろうか。


「もううるさい！どっか行って！」


俺を無視していた玲名が急に大きな声を出した。

その事で驚いて１歩下がる俺。


「知ってる？」


玲名にそう言われ、何が言いたいのか分からないから無言で玲名の顔を見る。

目は濁ってるのか澄んでるのか分からない目だった。

それが玲名だ。


「私、お前に中毒なんだ。」

「・・・え？」


言葉の意味が分からなくてつい間抜けな声が出てしまった。

中毒って・・・好きってこと？


「私は中毒なんだ！早く毒消しの薬作ってよ！！」


子供が我が儘を言うみたいに玲名が言っている。


「そんな物ないよ。どうしたらいい？」

「簡単だ・・・。」


クールに玲名は笑い、俺を引き寄せた。

すると唇に何か感触があった。

これは・・・キス！？


「れ、玲名・・・！？」

「な、何だ・・・！」


顔を赤くして玲名はまたＴＶを見る。

まるで何もなかったかのように・・・。



ま、それが玲名の中毒を治す毒消しって事かな？



終わり

意味が分からない。

無視ＯＫっす。