二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法のお店 【不思議なハッピーライフ♪】 ( No.2 )
- 日時: 2011/02/06 09:59
- 名前: まかろに。 (ID: jklXnNcU)
第1話「不思議の鍵」
「おはよー・・・眠い」
眠そうに部屋から出てきたのはもころん。
「貴方、相変わらず起きるの遅いわね。」
???が言った。
「えぇ!?そんな事ないでしょう!それならおかかの方がよっぽど遅「誰が起きるの遅いって?」
もころんが話している途中におかかが割り込んで入ってきた。
「そうね、おかかの方が遅いわ・・・。」
???が言った。
「ちょwそれはないっしょw」
おかかが言った。
「五月蝿いわ、黙ってらっしゃい。」
???が怒ったような声で言った。
「はいはいぃ・・・」
おかかがやれやれと言うような声で言った。
「みんなぁぁぁぁぁ!」
しょこたんが学生寮のドアを吹っ飛ばしてかけてきた。
「街が!街がぁ!」
しょこたんは焦っていた。
なぜなら、いつもの街とは違ったのだ。
街が不気味な様子に変わっていた。
「な、何だよこれ・・・」
おかかが口を大きく開けて言った。
「不思議時間・・・でしたよね白さん。」
ちなみに白さんとは???の事だ。
「そうね・・・誰が不思議時間を起こしたの?」
???が言った。
「「「え?」」」
三人が口をそろえて言った。
「この時期に勝手に不思議時間が起こる事はない筈よ。きっと誰かが始まりと終わりの扉を不思議のカギで開けて、不思議生物を呼びだしてしまったに違いないわ・・・。」
???が言った。
「あ・・・あの・・・私かも知れません・・・。」
しょこたんが震えながら言った。
「校長先生から貰った鍵を何に使うのか気になって・・・それで始まりと終わりの扉のカギ穴に鍵を差し込んだら上手く鍵があって・・・それで扉を開けたら・・・いきなり扉の中になにかの影が見えて、すぐに扉は閉まってしまったんです・・・。」
しょこたんが説明した。
「あら・・・でも今日は不思議時間が起こるだけ。明日には不思議時間もなくなって、しょこたんが呼びだしてしまった不思議生物が現れるわ・・・。」
???が言った。
「そうですかぁ・・・。でも不思議生物はどうやって追い払うんですか?」
もころんが言った。
「追い払うなんて事はしないだろ?不思議生物は何かしらの“事件”を起こすって聞いた事あるぜ」
おかかが言った。
「そう!おかかの言うとおり!不思議生物は不思議事件と呼ばれる事件を引き起こすの!そういえばしょこたん、どんな影が見えたの?」
???が言った。
「え・・・あ・・・私達をそのまま影にしたみたいな影です・・・。」
しょこたんが言った。
「え!?それじゃあ・・・ドッペルゲンガーが来るって事!?不味いわ・・・あいつ・・・」
???が言った。
「みんな、私達で事件を解決しましょう。きっとしょこたんが見た影の不思議生物は私達に化けて悪戯をするわ・・・大事になるまえに片づけましょう。明日までは不思議時間を楽しんで・・・。」
続く
おまけ
「あぁ・・・だいじな扉が粉々だ・・・」
と、困るテツさんであった。