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５話　可笑しな住民達



「おい来んなよストーカー。」

「誰がストーカーだ。来いって言ったのはお前だろ？」


ファミレスを出た後、銀時に着いて来いと言われたから後ろを着いてると銀時にストーカー扱いされる。

私はストーカーではない。健全な人間だ。

そう思いながら銀時の後ろを着いて行く。まぁ、銀時には通じないだろう。

地面を見ながら歩いてると何かにぶつかった。その何かは銀時の背中。立ち止まってどうしたのだろう？

上を見上げると“万屋”と書かれた建物。

万屋・・・何処かで聞いた事がある。まさか！


「お前、万屋の旦那か？」

「そうだけど。分からなかったの？馬鹿だねー。」


銀時への怒りを何とか抑え、万屋の中へと入る。

中は普通に普通。だが住民は・・・。


「泥棒ネ！捕まえるアル！！」


チャイナ姿の少女が勢いよく私に蹴りを入れようとした。だがこれを簡単に交わす。

いきなり失礼な奴だ。しかもチャイナ服に片言な中国語？

明らか変人だ。


「神楽ちゃんそれはお客さんだよ。」


眼鏡が印象的な青年。こいつだけは真面目なようだ。


「どう？これ俺の従業員。ま、仲良くしてやってくれ。」

「ぎ、銀時どういう事だ・・・？」


そう銀時に聞くが何も言わず寝てしまった。

こいつらと仲良くだ？ふざけんな！しかもあんなチャイナ娘と。


こうして地獄への幕が挙げた。



５話終わり

適当ｗ