二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 最初の魔法 ( No.18 )
日時: 2011/03/07 21:28
名前: fate (ID: vMqsnMSf)

パァン!!

鮮やかな色をした花火が打ちあがる音とともに大勢の観客の歓声があがる。

マクスター「さぁ!全世界が注目するサッカーの祭殿、FFI(フットボールインターナショナル)世界大会!!予選を勝ち抜いた強豪10チームがサッカーのために作られたこの整地、ライオコット島で激突します!!実況は私マクスター・ランド。解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします。」

レビン「よろしく。」


マクスター「いよいよ選手入場です!!最初に入場してきたのは…ブラジル代表チーム ザ・キングダム!!先頭に立つのはマック・ロニージョです!!」

レビン「またの名をキング・オブ・ファンタジスタ。フィジカル、テクニック、さらに冷静な判断力など今大会最も完成されているプレイヤーと言ってもいいでしょう!」



マクスター「続いての入場は…イタリア代表チーム オルフェウス!!先頭はあのイタリアの白い流星!フィディオ・アルデナです!!」

レビン「ヨーロッパ屈指のストライカーで、華麗なテクニックとそのスピードはまさに流星と呼ぶにふさわしいものです。」


実況でオルフェウスの紹介がされたとき観客席で1人の少年が立ち上がった。

オルフェウスのキャプテン、ヒデ・ナカタだ。

ヒデ「それじゃあ行ってくる。」

??「いいのか?最後まで見ていかなくて??」

ヒデの横で白髪とソバカスが特徴的なルカが問いかけた。

ヒデ「あぁ。」

そう言い、ヒデとルカはその場を立ち去った。


マクスター「続いての入場はアルゼンチン代表 ジ・エンパイア!!ひきいるのはキャプテン、テレス・トルーエ!」

レビン「予選大会を無失点であがってきましたが、すべてテレスを中心とした鉄壁の守りがあったからです。」


マクスター「さぁ!イギリス代表 ナイツ・オブ・クイーンの入場です!先頭はキャプテンのエドガー・バルチナス!!」


そのころイナズマジャパン一同はと言うと…

久遠「全員そろっているな。」

円堂「はい」

そう言うと円堂はチーム旗と手に取った。

円堂「さぁ!行こうぜ!!」

イナズマジャパン「おぅ!!!」


マクスター「日本代表、イナズマジャパンの入場です!!チームをひきいるのはキャプテン、円堂守!!このチームは世界のレベルから見たれば経験も浅く、成長途上ですが粘り強い試合運びで何度も逆転勝利をおさめ世界への切符を手にしました。」

レビン「逆に成長途上にあるがゆえ爆発的な進化の可能性を秘めているといえます。今大会のブラックホースになるかもしれません。」

マクスター「なるほど、イナズマジャパンにも期待がかかります!!」



マクスター「続いての入場してきたのはコトアール代表、リトル・ギガント!」

レビン「アフリカエリアからの出場ですがデータは少なくまったくの未知数です。」

マクスター「さぁ、リトルギガントに続いての入場は…アメリカ代表ユニコーンです!棋士はキャプテンのマーク・クルーガー!!」


豪炎寺「円堂。」

円堂「ん?あっ!一之瀬!!土門!!アメリカ代表に選ばれたのか!!!」



マクスター「さぁ!この強豪10チームで激突します!!世界の頂点に輝くのはどのチームなのか!?」


円堂(始まるんだ…世界への挑戦が…。待っててくれよな!じいちゃん!!かならず世界のてっぺんまでいくからな!!!)

マクスター「FFI世界大会、ここに開幕します!!」


一方その様子を暗闇のなかで見ているものがいた…

ヘンクタッカー「いよいよ始まりますなぁ…ガルシルド様。」

ガルシルド「あぁ。この開会式は私の計画の儀式でもあるのだよ。ヘンクタッカー君。」




また別では…

リゼ「いよいよ始まったね…アンノウンの襲撃はさすがにないか。」

ティファ「そんなことあったら大惨事よ。」

クリス「でも問題はこれからやな…魔法のことを説明するのはいくらうちでもいややわ。大抵の人は信じやんからなぁ…監督たちは受け入れてくれたけど。」

リゼ「でもそんなこと言っているひまはないみたい。今管理局から連絡が入った。『明日のイギリスエリアで行われる親善パーティーに襲撃する。』って言うご丁寧な襲撃予告が入ったみたいだよ。」

クリス「本当に丁寧やな…。」

クリスはあきれ気味に言った。

ティファ「とりあえずこのことはチームに言わないほうがいわね。」

リゼ「現実を見せさせてあげることが一番いいってことだね。」

ティファ「そう。」

リゼ「じゃあ各自どう説明しておくか考えておくこと。」

クリス・ティファ「「了解」」

リゼ「じゃあ、そろそろ帰らせてもらおうか。」

クリス「そうしてほしいわぁ…うちだけ報告書の量が半端ないんやから…。」

リゼ「ふふ^^半分手伝うよ、あとで半分データ送っといて?」



episode5 〜end〜