二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: _ひぐらしのなく頃に__〔甘狂編〕 ( No.7 )
日時: 2011/02/14 21:29
名前: 荻原梓樹 (ID: 9hbH.LYy)

壱話   鬼の甘笑_魅音side_




「・・・・だからお姉っ、ココはこう・・・・・・・・・」

  「・・・・って、お姉聞いてます?」


[[圭ちゃん・・・・あのこれ・・・・・]]
[[ん?なんだよ魅音]]
[[あぁの・・・今日・・・・その・・・・バレンタイン・・・だから]]
[[えっ!それおまえがつくったのか?!]]
[[う・・・ん食べてくれるかな・・・・・]]
[[うひょーっ]]
[[ありがとよっ魅音!!]]  そしてなでなで。※
[[圭ちゃん・・・・・・]]
   
            うふふ        あはは***

               以上、魅音のかあいい回想を終わります。




         「もう!お姉ってば!!」
      __________八ッ

「ふえ?」

_______なんだ、夢・・・・
 あれが本当にできたら良いのに。

 「ふえ? じゃないです!!チョコ、固まっちゃってます!」

私の持つボールを指差しながらぷりぷりする妹に、顔を伏せて少し上目づかいでごめん、と謝る。


 「もう! どうせ、圭ちゃんのことでも考えてたんでしょ!!今はそんな事よりもチョコ作りに真剣になってください!!」

「うぅ・・・」

まるっきり本当のことを突かれて、何もいえなくなる。
ほんと、きびしくなったもんだよ。
一体聖ルチーア学院で何学んできたんだ・・・・

 聖ルチーア学院とは、私の妹、・・・・いや、姉といったほうがいいのだろうか。

 園崎詩音が通っていた超お嬢様学校。

私の婆っちゃ・・・いや祖母は、私達双子・・・魅音と詩音の生まれた家、園崎家の頭首である。
祖母の存在はここ、雛見沢村でもかなり大きい。
だから、詩音をあんなお嬢様学校に通わせられるだけの金額なんて、ちょろいものらしい。

一方私は、園崎家の次期頭首になるために祖母のもとにいる。

園崎家に双子を授かったら一人を殺せ  簡単に言い直したものです。※
というような古いしたきりがあった。 
でも祖母は、殺さずに遠いあの学院に詩音を閉じ込めたのだ。
 
 ・・・でも、いろいろあって詩音は今、こうしてくらしているのだ。

このおてんばが、ね。



 「どーせ!お姉は台詞なんか考えてもその通りにはいかないんですからっ」


「なにおーっ!!そこまでいうことないじゃぁんっ詩音のばかあっ!!」

「じゃあがんばってちゃんと言ってくださいね!お姉のばかあっ!!」


____お互いがお互いの鏡。
今、2人揃って同じポーズをしてるのだって、自然現象、といったら正しいのだろうか。


 「お姉、・・・・頑張って。」


___そして、お互いがお互いを励ましあう。


              







                こんな感じかな。**
             今日はバレンタインだから更新がんばりました☆

  でもちょっとなんか姉妹愛みたいな感じになりました。すいません。。