二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

流星物語 プロローグ ( No.114 )
日時: 2011/03/28 14:16
名前: 蒼月白星鏡(別PC (ID: khxqjExY)
参照: 「ポケダン時・闇」の話でごぜぇます!

「この腐った世界を変える」



一人の少女はこう言った。



「人間…いや、天使は私達二人しかいないのよ?」



もう一人の少女は大人びた声。



「しょうがない、これしかないんだよ」



「同感する必要はないのよ?だって私達は人間ではない、天使なのだから」



「だからこそだよ。天国の長として、この腐った世界を変えなければならない」



「どうしてそこまで人間を、ポケモンを『護』ろうとするのかしら?」



その質問だけ、少女は少しだけ反応した。



「私は、人間になりたかったんだよ」



「え?」



「人間は強い。私達よりも、ずっとね」



「…御免なさい、わからないわ」



「わからなくて良いよ」



返答をしたとき、二人の背後には"穴"が現れた。



まるで、空間を裂けたような。



「…気をつけて」



「留守番、宜しくね」



そうして少女は穴の中に吸い込まれた。



一人の少女と、二つの刀を残して。

     —続—
はい、始まりました。流星物語。
何だこれ、と思うかもしれませんが、列記としたポケモン(正式にはポケダン)ですので。いや、マジで。
実はこの話に一番思い入れがあったりしたり。