二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Ep1 ( No.4 )
日時: 2011/03/06 12:04
名前: 蒼月白星鏡 (ID: khxqjExY)

「皆、愛知に居る『伝説のストライカー』と呼ばれる人物を探しに行くわよ」



そう言うのは雷門中サッカー部の監督"吉良瞳子"。



彼等は雷門中サッカー部。人呼んで"雷門イレブン"、"イナズマイレブン"と呼ぶ。



彼等は突如現れた"エイリア学園"と名乗る者を倒す為、旅をしているのだ。



そして現在集まっているのは、"財前塔子"・"吹雪士朗"・"木暮夕弥"である。



「愛知にそんな奴がいるのかぁ〜!」



「で、その人の名前は?」



「『時空未来(ときそら みらい)』と言うらしいわ。でも、それ以外は…」



その言葉を聞いた途端、一同の顔が暗くなった。



「でも、場所とその人の名前が分かるだけでも凄いんじゃないかと思うけど?」



「そ、そうっスよ!愛知に居ることが分かっただけでも凄いっス!」



「…そうだね」



吹雪だけ、まだ暗い顔をしていた。



「…吹雪?」



「えっ?」



「具合、悪いのか?」



「いや、そう言う訳じゃないよ」



ニコリと笑って返す。



誤魔化したつもりだったが、円堂はまだ心配している。



「(僕が、しっかりしてれば、あんなことには…)」
























夜。



愛知にある無名の中学校に一人の少女が居た。



「雷門イレブン、か…」



一人の少女が綺麗な星空を見つめながら呟いた。