二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Ep5 ( No.8 )
日時: 2011/03/06 12:16
名前: 蒼月白星鏡 ◆kuB5mqYaRs (ID: khxqjExY)

「此処にはもう用が無いわ」



冷たい言葉で、一瞬の沈黙が流れたが、円堂がすぐに破った。



「どうしてですか?!折角生徒が招待してくれてるのに…」



「招待の問題じゃないわ。私達は地上最強のサッカーチームになること。無駄なことは要らないのよ」



瞳子の言葉に、一同は反論できなかった。



「確か、貴女は雷門イレブンの監督さんでしたっけ?」



「そうよ。それがどうかしたの?」



「そうですよねぇ。確か、宇宙人が襲撃しに来てるんでしたっけ?貴方の言葉で目が覚めましたよ。邪魔しましたねぇ」



「…皆、行くわよ」



瞳子の言葉で、廻幽に背を向けた時。




















「そう言えば、影山零冶って人いましたよねぇ」



急に、話題を持ちこんだ。



「サッカーに興味はありませんけど、その人には興味ありますね。確か、サッカーチームの監督で、選手達を利用してサッカーに対する復讐をしたんだとか」



その言葉を聞く度に、鬼道の苛々が溜まっていく。



「確か、勝利しか求めないんでしたっけ?だったら、



































   貴女と同じですよね」



その言葉に一同が反応した。反応しない筈が無い。



瞳子でさえも反応したのだから。



「何言ってんだ、廻ゆ 「事実でしょ?宇宙人を倒す為に強くなってさ。復讐の為に選手達を利用した影山と変わらないと思うけど?」



円堂の言葉を遮り、自分の意見を押しつけた。



「人が折角招待してるのに無視なんてね。貴女には呆れましたよ。ま、礼儀知らずな人は此処に来て欲しくはありませんし」



瞳子の顔からは、今までとは違い、苛立ちが見えた。



「あ、そうそう。時空未来が死んじゃったから、サッカー部は存在してないよ」



補足を言うと、瞳子は返事をした。

































「いいわ、そこまで言うのなら、その招待とやらに誘われましょう」

と。