二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: †BLACK†REBORN!暴君による育成攻略本!4日目うp ( No.172 )
- 日時: 2012/06/10 14:25
- 名前: ちぃ ◆rNjnDbFHHA (ID: JbPm4Szp)
- 参照: http://secret.ameba.jp/1014-tuna/amemberentry-10841215690.html
リク小説 【暴君による育成攻略本っ!】
育成6日目:静かに起してあげましょう。
僕としたことが
子供なんかの前で泣くなんて
「はぁ…」
昨日は最悪だった
なんて夢見の悪さ…
時刻は朝の6時
今日からガキたちは学校だと言っていた
起こすか…しょーがない・・・
むくりと起き上がれば自分の部屋で
そういえば昨日自力で部屋に来たような…
ベッドを抜け出て部屋をでる
まずは一番近い部屋の綱吉を起しにいく
コンコン
返事はない
がちゃ
「綱吉、起きてください…あさですよ」
ベッドの上を見れば布団に包まっている綱吉
「はぁ…」
近づいてみればよだれを垂らして寝ている
「起きてください」
そう耳元で言うとごにょごにょ言いながら起き上った
「朝ですよ、今日から大学行くんでしょう?」
「え…あ、あぁあああああッ!!!!」
「大丈夫ですよ…まだ6時なんで」
「あ、ありがとうございますッ…あの俺も皆おこしに行くんでッ・・皆寝起き機嫌悪いんで気をつけた方が…」
「大丈夫です…僕もなんで」
そう言って綱吉の方を見ればびくっとされた。なんでだろう…
「他の奴ら起してきますね…」
バタン
次は…
ガチャッ
「起きてください」
「う〜ん…ちゃー…はん…おお、もりぃ…」
…
「…起きろ」
バッと布団をはぐとその張本人、アリスは目を覚ます
というか
「起すなぁあああああッ!!!」
殴りかかられる
「寝ぼけんな」
それをはたき落とす(ry
「・・・あ、おはよ…」
「普通に起きてください…」
こんなに人を起こすのは疲れるものだっただろうか
「綱吉が朝食用意してるんで早く下に行ってください…」
こんなのがまだいるのか…
確か、シアは綱吉が起すと言っていた(僕の寝起きの顔を見て言っていた
紅も起こすと言っていた(なんでだろう
月夜もだ(起こしたらすぐに起きそうだからか
ということはあとは二人
ガチャ
ドアを開けた瞬間僕の右の頬をかすり壁にトンファーが突き刺さった
「…安眠を妨害するなら咬み殺すよ」
「いや、起こす前に殺そうとしたでしょう今…」
完全コイツ殺す気だった
「起きたなら下に行ってくださいね」
「分かってるよ…あとトンファー抜いて」
「自分でしなさい」
寝起きが悪いの意味がわかった。
というか完全に綱吉は危険じゃない奴起こしに行ったな…
アイツ等はもう寝起きとかの問題じゃない
…殺される
もう一人いるけど出来れば行きたくない
まあ行かなければいけないのだが…
ガチャ
最後の扉を開ける
しかしトンファーが飛んでくるわけでも、殴りかかられるわけでもない
「至って普通ですね…」
ベッドの布団を剥げば特徴的なパイナップルが見える
「起きてくださッ!?」
「…てめぇ喧嘩売ってんのか…?」
(もはや誰だよ!?)
起こそうとベッドに近づいた僕はパイナップルこと骸に首を今締められている
「っんの、クソガキがぁあ"あああッ!!!」
ちなみに僕の寝起きの顔は徹夜明けの作家(そのものだけど)の顔を想像してくれればいいと思う
そんな僕も寝起きが悪いというのと今までのストレスでとりあえず何かが切れたようだ
はっきり言ってそこから記憶はない
気がつけばさっきまでとは形勢逆転して骸に跨り殴ろうとしている所を綱吉に止められているという状態だった
結果、ガキどもは僕から半径三メートル離れるという状態になっている
「いや…あそこまで寝起きが悪い人始めてみましたよ・・」
「骸殺されかけてたよねぇー・・」
めずらしく全員で朝食をとるが、葵だけは一人用のガラスのテーブルで朝食をとっている(と言っても新聞を広げてコーヒーだけしか飲まないのだが
その横の兄弟の座る馬鹿デカイテーブルは兄弟たちが朝食をとっている
先ほどの会話はその朝食中のアリスと骸の会話である
「機嫌悪い人の目って見たことありますけど…人殺しの目でしたよ…アレ」
さっきの事を思い出しゾッとする
「だよねぇ…シアに見せなくてよかった…」
「なにがっすかぁ?」
「ん〜?シアは気にしなくていいんだよ〜♪」
そんな会話を済ませ各自家を出る準備をする
「あ!今日からシアもようちえん何で送っていきますね!」
綱吉は意を決して不機嫌葵に言う
「は?…別に送っていきますからいいですよ…」
「えッ!?Σ」
「なんです?文句あるんですか・・」
「な、ないですけどっ!」
(だ、大丈夫かなぁ・・?;)
綱吉の不安はぬぐえないのであった