二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: †BLACK†REBORN!第14夜UP★ ( No.228 )
日時: 2012/02/03 17:33
名前: ちぃ ◆BtgqVElJ1I (ID: MSa8mdRp)

第15夜 【紫の彼】




暗闇で怪しげな紫の双眼が爛々と光る、光る


口元は弧を緩やかに描きうっとりと青年は叫んだ


「嗚呼なんてこの世界は馬鹿げているんですかねぇ!」と。





ゾクッ


「…この感じは…」


独り言をつぶやいて顎に手を添え考え込む


「いや、でもアリスもいますし別に"奴"まで呼ぶ必要はないですし…きのせいですよね…」


そういって笑う葵


今は朝の9時ごろ


あれからなんだかんだで並盛に転校した二人は綱吉と同じクラスになった


そして紅はきっちりHRの30分前には教室についたのに比べ葵は今学校に向かっている。


お分かりになるかと思うが完璧な遅刻だ。


その葵を見つめる紫双眼。


「ねぇ、お久しぶりですねぇ。葵くん?」


ゾクッ


不意に背後に気配を感じる


氷のように冷たい視線


後ろを向けばハットを被った紫雲の中世を思わせる服を身をまとった男が立っていた


「…あなたも来たんですか、"魁"」


「えぇ…まあヴィクトリカに呼ばれては来るしかないですよねぇ〜」


魁と呼ばれた呑気な口調のこの笑みを張り付けたような男はその笑顔のま言う


「ああ、そういえば紅h「ブッ殺しますよ?」


「…葵くん、まだ何も言ってませんから…」


「嗚呼、すみませんね。あなたの口から姉さまの名前が出るだけで不快なものですから」


葵はさわやかな笑顔でサラッと、サラッと言い流した。大事なので二回言いましたよ。←


「いえ、でも相変わらずで安心しましたよぅ。」


「なんで貴方に安心されなきゃいけないんですか」


「いえ、葵くんが心配d「キモいです☆」


この会話を二人とも笑顔でしているら辺恐ろしい。


「アリスはもうこちらに来ているんですかねぇ?」


「何でも知ってるくせに。」


そういうと魁は「ふふっ」と笑う


「まぁ否定はしませんがねぇ〜」


嗚呼、こいつのこういうところ大っ嫌いだ。


「でも、葵くんが心配だったのは本当ですよぅ?だって僕以外に「殺されちゃ」楽しくないですもん♪」


「それはどうも^^」


にっこり微笑むが完全にピキッという効果音が聞こえた


「今夜、ですよねぇ?集まるのは」


「…えぇ」


「じゃあ月夜もシアもアリスもみぃんな来るんですねぇ…」


「えぇ」


「ふふっ…残念です。みんな生きてるなんて♪まあ、楽しかったですよぉ?久しぶりにお話しできてねぇ…では、また今夜」


そういい僕が振り向いた瞬間にはもう消え去っていた


「…みんな生きてるなんて残念、ですか。でも確かにその通りですね」


葵もクスと笑い「僕も同感ですよ」とつぶやいた。









生きてる、それはまだまだ鎖につながれているということ___





あとがき

あまりのシュールさにあとがきとか書いてみちゃいました。はい。
いや、あれですね!話を書くときはやっぱ、一発でかかねぇとわかんねぇや!←
やっぱ魁を出すとカオスとシュールになるわww
てことでごめんなさい\(^0^)/