二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: †BLACK†REBORN!第16夜UP★ ( No.249 )
日時: 2012/02/18 17:34
名前: ちぃ ◆BtgqVElJ1I (ID: clpFUwrj)

第17夜 【そして夜は更けていく】




帰りのHRを知らせるチャイムが鳴り響き生徒は一斉に部活に行ったり帰宅し始める


そしてやはり最後に残ったのは葵、紅、ツナだった


獄寺は教師に呼び出され「果たす」と言いながら行ってしまい、山本は部活に行ってしまったのだ


「じゃあかえろっか」そうツナが言ったその刹那教室の扉がスパーンと勢いよく開いた


「帰るのはいいのだが紅と葵忘れていないだろうな」


現れたのは数日間消えていたヴィクトリカだった


ヴィクトリカはいつものゴシック姿で教室に入ってくる


「ヴィクトリカ!?今までどこにいたんだよ!」


心配したんだぞ、とツナがいう


「すまなかったな、屋上にいたのだ」


(あー…あの快適空間…;)


「それより先ほどの話だが…」


「ええ、覚えていますよ。なんたってマテリアル全員集合!なんて滅多にないですしね」


「葵くん…それ某テレビ番組n」


ズガンッ


ツナが的確に突っ込みをしようとするとやはり銃弾がかすめる


「何か言いました?☆」


「…ナンデモナイデス」


もちろんツナに反論ができるわけがない


「場所もわかっているな」


「嗚呼、大丈夫だ。でも深夜にいいのか?」


「構わないぞ。私がいいというのだからな」


いや、自信満々に言われても困る


「じゃあそういうことだ、頼んだぞ」


そういってヴィクトリカは扉に歩き出す


「一緒に帰らないの?」


「まだやり残したことがあってな…」


そして王女が去った教室は静けさが戻る


「帰りましょうかね」


「うん」


「そうだな」





帰り道ツナが疑問を投げかける


「そういえばなんでマテリアルが集まるの?…そういえばヴィクトリカ前に「私の予想があってればこれでは人数が足りないな」って…」


「同窓会…という冗談は置いといて、まあ大方そんな感じです。」


「ど、どんな感じ;」


「大丈夫だ、今夜ツナにも話すから」


「う、うん?」


(ていうか、今夜?;)






そして夜は更けていく______________