二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: †BLACK†REBORN!◆第20夜UP◆ ( No.310 )
日時: 2012/06/01 23:52
名前: ちぃ ◆BtgqVElJ1I (ID: JbPm4Szp)
参照: どっちも自分が正しいと思ってるさ。戦争なんてそんなもんだよ。

第21夜 【黒曜】


お知らせ第二弾


えっとですね、ほんっとうに申し訳ないんですが…

前回ヴィクトリカの口調を変えてみた結果これでは性格まで変わってしまうのでは…という当たり前な結果にぶち当たりまして、分かりにくいかもしれませんが以前の口調に戻そうかと思います…

ほんっとうに申し訳ないです!!!こんなコロコロ変える駄作でよければ↓にお進みくださいッ;





翌日の目覚めは最悪極まり無かった


「最ッ悪ですね…」


「葵?だ、大丈夫か…?」


最悪、という葵の顔は不機嫌極まりなく眉間にしわが寄る


そして大丈夫かと尋ねる紅は葵の顔を覗き込む


「ええ…あの●●野郎のせいで寝起きは最悪ですよ…」


「そ、そうか…;」


というのもあれから寝ろというほうが酷な話で全然眠れなかったのだ


「あ、そうだ!今日はヴィクトリカに頼まれて"黒曜"に行かなきゃいけなくてな」


「"黒曜"?あの柄の悪い奴等の巣窟ですか?」


「嗚呼、なんでも戦力になる奴がいるとかいうのをリボーンから聞いたらしくてな」


言いつつ学校に行っていない二人は遅めの朝食をたべる


紅と言えばフォークでサラダをつつきながら話す


「戦力、ですか?…でも以前あっちの方行きましたけど強い奴…いましたっけ?」


「…ま、まあリボーンが言うんだからきっといるんだ…と思うぞ?;」


「そうですねー…朝食食べ終わったら行きますか」


「そうだな」


というのは昨日の話でもあったようにキラのように意思のないものが最近の事件を起こしているとは考えにくい、ということはこちらにも裏切り者がいるということで戦力が必要になったからだ


だからマテリアルも呼ばれたのだ


「じゃあ行くか」


「ええ」


いつも通り黒のセーラー服と学ランに身を包みローファーを履き出かけた


***






「にしても本当に柄が悪いですねー」


「嗚呼…;」


これにはどうフォロー入れればいいものか紅も困っているようだ


そうしているとその街の中にパイナップル(?)頭の女子を見つけた


その女子は柄が悪いわけではなく、眼帯を付けていた


そして柄の悪い不良4、5人に絡まれていたのだ


「まあ、そうなりますよねー…」


一人で歩いてたら


「葵、待っててくれるか」


「僕が行きますよ」


「いや、いい私がいってくる」


「そうですか?」


そういって不良に歩き出す紅


「やめて…」


「いいじゃん遊ぼうぜ」


「ん?何かな君?黒曜の人じゃ…ないみたいだけど…あ!君も遊びたいのー?君かわいいし全然いいけ「やめてあげたらどうだ?」


「は?」


あくまで温厚な話し方の紅に何を言ってるんだこいつはと言う顔で紅を見る


「嫌がってるだろう?」


そしてあくまで笑顔で言う紅に不良たちは眼帯少女から標準を紅に変えたようだ


「あー…君さー…状況わかってるのかなー?…」


「状況とはなんのことだ?」


「だからさ、おれたち今彼女ナンパしてんだよ、君可愛いけど邪魔したら後が怖いよ?」


だから何のことだ、と紅は続ける


「是非そのあとというものを教えてほしいものだな」


そしてそしてあくまで微笑んで言う紅に不良たちの何かが切れた


「あーッ!!!もううぜぇな!!黙らせてやるよッ!!」


そういって一人が紅に殴りかかろうとした瞬間


「女子供に手を出すのは紳士としてどうかと思うぞ?」


そういってあっさり右によけその不良の頭を右手で鷲掴むと後ろのコンクリート塀に叩きつけた…というか殴りつけた


すると不良は気絶するのは当然として後ろのコンクリート塀は見事にその部分だけ粉々に破壊される


紅はふむ、というように考え出す


「久しぶりで力加減がわからないな」


「ば、化け物ッ!!!」


ようやく事態の大変さに気付いた残りの不良は逃げて行った


「大丈夫か?」


眼帯少女に尋ねると大丈夫だという


「そうか、ならよかったんだが…葵待たせて悪かったな」


「いえ、さすが姉さまでした!!」


「いや、そんなことないんだが;」


そんなシスコン全開の会話に眼帯少女が入ってくる


「あの…名前は…?」


「黒雷紅だ」


そういって笑う紅に少女が言う


「…クローム…」


「あ!名前だな!」


「ずいぶん異国じみた名前ですね」


「黒雷…」


その名前を聞いてクロームは思い出す


「骸様が言ってた人…」


「ん?」


「骸様が言ってた…今日黒雷って人が来るって…」


「じゃあクロームはその骸ってやつの友達なのか!私たちも今探しててな、連れてってくれないか?」


クロームはこくんと頷くと「さっきはありがとう…」と言って顔を赤らめヘルシーランドに歩き出した