二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: †BLACK†REBORN!!300スレ記念UP☆ ( No.334 )
- 日時: 2012/07/25 15:17
- 名前: ちぃ ◆BtgqVElJ1I (ID: JbPm4Szp)
- 参照: http://x110.peps.jp/kokyon7314/free/?cn
リク小説 【暴君による育成攻略本っ!】
育成8日目:先生にご挨拶しましょう。
「ちゃんと捕まっててくださいね!」
「はぁーい!!」
というわけで坂を全力疾走中です
「あおちゃんがんばってっすぅ!」
「全力でこいでますってッ!!!」
あぁ、そういえばここらへんは坂が多かったことをすっかり忘れていた。
しかも近所のおばさんたちに「若いパパさんねぇ〜頑張ってねぇ」と言われた
何が若いパパさんだ!!
誰が若いパパさんだ!!
こっちは被害者だ!!
一時的に、一時的に!(大事なことなので二回言いました)預かっているだけだ!!
預かってるだけだし暑いし疲れるし預かってるだけだし暑いし疲れるし…
あ、なんだこれ本気でイライラしてきた
「くっそ!なんで僕がこんな目にッ!!」
「はやいはやーい!!」
その後も僕はこのイラつきをエネルギーに変えるという最先端の科学でもできないだろうことをやってのけ、やっと幼稚園についたころには干乾びかけていた
「や、やっと着きましたね…」
そこ、自分で送ると言ったんじゃないか、とか言うな。
「あおちゃんありがとー!」
「はいはい…」
世の中のお父さんどもはこんなサバイバルの中で毎日生きているのかと思うと結婚なんてしたくないと思い頭を掻く。
すると先生らしき見た目は少女の先生が出てきた
「ん?」
「シアちゃんおはよう…そっちはお父さん?」
「ううん!あおちゃん!」
「そうなんだ」
そういって笑った少女はエプロンをつけ不自然なところはないのだが…
唯一不自然なのはあの二男と同じの奇抜なカットの髪ということだ
最近流行ってるのか?
「こんにちは。はじめまして、月組担当のクロームです」
「こんにちは…」
「じゃあねあおちゃーん!」
「はいはい」
「あ、えんちょーせんせー!」
「おう、おはよーさん」
シアにさよならして帰ろうとしたとき聞きなれたどすのきいた声が聞こえた
「!?」
まさか、とは思ったが振り返って後悔した
つまるところそのまさか、だったのだ。
「リボーン!?」
「げッ…」
「げッていうのは完全にこっちのセリフなんですけど」
「てめー何やってんだよこんなとこで」
「その言葉そっくりそのまま返してやりますよ何やってんですか…」
そう、そのリボーン…かつ園長先生と呼ばれた男は全身黒づくめのスーツに身を包み頭にはボルサリーノを被り目つきはまるでヒットマン…つまり園長先生なんて全く似合わないし笑えない冗談にしか聞こえないということだ
高級スーツに合わないエプロンが妙に浮いている
「だから園長なんだよ」
「それまたなんで…」
「従兄弟がもともとここの園長だったんだがその従兄弟が新婚旅行という名のバカンスに行きやがってな、まあ俺的にはどうでもよかったんだがたまたま暇してたからしばらくの間預かることになったんだよ」
「へー…それまた人選ミスりましたね」
「どういう意味だゴラ」
「そういうことですよ、あんたなんか見たら一発で大泣きですよ」
「そんなことないです」
そういって口を開いたのは未だにその場にいたクローム、さんだった
「は?」
「園長先生のことみんな大好きって…」
そういわれればみんなこの強面に挨拶するし笑顔だ
「無知って恐ろしいですね…」
「さらっと失礼なこと言うんじゃねーよ」
「ところで」とリボーン後今度は葵に問い詰める
「んでてめぇがシアの送り迎えしてんだ?」
「シアは兄さんの子供で…」
そこまで言うとリボーンは納得したように「あぁ」と言う
兄のことは知っているのだろうそれ以上深くは聞こうとしなかった
「だがな、わかってんだろーな」
「何をですか」
「てめぇとは今度こそ決着つけてやるからな」
「こっちのセリフですよ、今度こそ息の根止めてやります」
お互いしばらくにらみ合うと「ふんっ」というように顔をそらし葵は自転車に、リボーンはクロームを連れて幼稚園に歩き出した
クロームが去り際にぼそりと「2人とも仲良し」と言ったのを聞いて2人は
「「仲良く(ない)(ねぇ)!!」」とハモったとかなんとか