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「流石ムックン♪賢いな♪」

雨水が挑発するように言えば骸は自嘲するかのように笑い「そうは思っていないでしょう？」
と返す

実際。雨水は骸を挑発するために言ったのであって心から言っているわけじゃない

「まっ、そーだけど？」
それがどーかした？と言うように言う雨水を見て骸は冷静に話をしだす

「どうもしませんよ。貴方はいつもボクを利用しようとしてましたから…
それで。今回はどんなようですか？潰にと言うならさっさと始末したいのですが。」
骸は微笑み槍を構える。それを見た雨水はあわてて口を開く

「だぁ！ちょ。ちょっとまったまったまったぁ！！」
「うるさいですよ。」
骸は左耳をわざとふさぐ。うるさい。と表現するために
そして次に雨水が口を開こうとしたときに。
雨水の頬からわずかに血が流れた。
まるで、細い糸で攻撃されたような怪我だった