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「では質問です。」
最初に声をあげたのは骸だった

「貴方は今ヴィントファミリーにいるんですよね？
　　　　　ファミリーのとこをそんなに喋っていいのでしょうか？」

その質問に対し。雨水はまるでそれだよ、と言う顔をして話だす

「俺は今、『情報屋』としているんだ、ファミリーとは無関係。ＯＫ？」

微笑んでいわれれば、わかりました。と返事する骸

「ほい次。」

雨水が言うと次はベルの手が挙がる

「ジルは嵐の守護者なわけ？」

「ちがう、ちがうなぁ〜。ジル君は保護者？的な？」

雨水が冗談のようにいうとベルはあぁ、と頷く

「ほいつ_______＿＿＿＿＿」

「風華って！」

雨水が言い終わる前にいつもはおとなしいフランが少し大声を出す

「風華って…フウラのこと…ですかー？」

フランは雨水の目をまっすぐ見て質問する。
逃げるなよ、とでも言うように

「…そうだよ。」

雨水は少し悩んでそうこたえた。

笑いながらでも、冗談っぱくでもなく。

真剣に

励ますように