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第18羽　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カイトの告白†まりあ1年間の猶予

「魔王!!もう居るんでしょ。出てきなさい。」

『ふ・・神様候補の目は誤魔化せないか。』

「もう私は神様候補じゃない。
　　
　ただの裏切り者よ。」

『お前のおかげで我の魔力は復活した。

　礼を言うぞ。』

「・・・・。」

『安心しろ。お前はあらたな命を埋め込んでやる。

　憎しみと絶望の悪魔の命を。』

「そんな命なら私　いらない。

　貴方のすきにはさせない!!」

『そんなこと言っていいのか?

　周りはすでに悪霊でいっぱいだ。

　魔王候補もいることだしな・・。』

「それって・・!!!!」

「まりあ。」

「カイ・・ト。」

そうだったんだ。

忘れてたけど・・カイトは悪魔だったんだ・・。

『お前ほどの悪魔がどうした。

　天使1人も消せないなんて。』

「俺は・・・。」

今　ここで消されても・・・私は・・

「俺は










































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まりあが好きになっちまった。」

???????

『なんと・・・!!』

「天使は皆、敵ではなかった。

　俺はまりあに会ってそう思ったんだ。」

「カイト・・ありが・・あり・・」

涙が溢れてきた。

『お前は天使の味方だというのだな・・。』

「やばい！！！」

『では・・ここで魔力を試すとするか・・。』







「「!!」」

火の玉が飛んでくる!!

｛やめなさい！！！！｝

『この声・・お前か!?』

｛やめなさい。貴方には力なんてないのよ。

　今　力を使ったとしても・・まりあには勝てません。｝

『ふ・・そんな甘い声で・・だませるとでも思うのか!!』

「いやぁぁぁぁ!!!!!!」

人間も魔女も精霊も悪魔も・・・そして魔王も!!!







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　救いたい!!!

バリバリ　ガラガラガラ　ガッシャーーン☆←

な、何が起こったの!?

『これが・・ゆりあの先祖の力か・・。』

「お前・・その指輪!!」

「あ・・金色に変わってる!!」

しばらくしても色は変わらなかった。

「本当の・・神の心・・か。」

『ふ・・あっはっは!!!

　我の力も落ちたものじゃ。

　まぁ、少し待てば・・また力は戻る。』

どうなっちゃうの？

『まりあよ。』

「はぃい!?」

『お前に1年間だけ猶予を与えてやろう。』

「あ、待て!!」

「行くな!」

『では・・1年後!』
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「・・・あの声は誰だったの？」

ゆりあ様・・。
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次回予告！

『まりあ♪ゆりあ　ドリーム☆』
まりあは夢を見てるの。
それが・・他人の夢だったらどうする？

夢の中でたいむすりっぷ！
ゆりあの夢の中に!!