二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森†シルバー村だより♪    —ソウルの心— ( No.78 )
日時: 2011/03/05 15:17
名前: +☆*リューリ*☆+ ◆flHgp5w1mA (ID: sEySjxoq)

第21羽                        リューリの秘密

「どうしたの・・?」

聞いてはいけない、そう思いながらも聞いてしまう。

「あら、とっくにきずいてると思ってたけど・・。

 天使さん♪」

「な、なんでそのことを!!」

「鈍感な奴。

 私は妖怪よ?」

「よ、妖怪!?」

「ええ。猫妖怪。人間の魂を取るために来たの。」

「・・・!!」

「人間ってお気楽ね。見かけに翻弄され 真実を口にする。」

「人間を馬鹿にしないで!!」

「五月蝿い。お前のような落ちこぼれの魂はいらない。」

「酷い!!」

「それに・・・お前には分からないだろう!

 人間には妖怪と言われ 妖怪には半妖と言われ続けてきた。

 この苦しみがお前には分かるのか!!」

「リューリ・・。」

「神など信用できない!

 この世に信じられるものなどないのだ!!」

「お願い!元の優しいリューリに戻って!」

「私?これが本当の私よ。

 優しいふりしてたの、演技。」

「うそ・・嘘よ!

 あんなに輝いていたじゃない!!」

「あんなの人間の譲り受けだ。

 私は父親が人間だからな。」

「そ・・なの?」

「ああ、母親が弱ってきてる。

 だから取りに来たのだ!!人間の魂を!」

「なら悪霊でもいいじゃない!」

「悪霊?私は生きているものの魂が欲しい。

 もう我慢できないのだ!妖怪といわれ・・踏みつけられるひが終わるまで!」

「酷い・・酷いよーーー!!!」

ピッカーーン☆

「なんだ・・この光は・・。」

「リューリ 聞いていい?
 
 貴方は何を信じるの?」

「さっきも言っただろ!
 
 私は信じるものなどない!!」

「じゃ・・なんで生きてるの?」

「生きていなければならないからだ!!」

「人間に戻ってよ!私を信じて---------?」

「・・・ならお前に私の冷たい心を暖めることが出来るのか?

 長い年月をかけて刻まれ続けた闇を!!」

「出来ない・・出来ないけど!」

パリーーン☆←

「ガラスが割れた!?」

「悪霊様のお出ましだぜ。」

「な!!!!!」

「マリア キョウハオマエニヨウハナイ。ソッチノリューリニヨウガアルノダ。」

「何かしら?」

「キョウコソシンデモラウゾ。」

「いいよ、いつでも殺して?」

「・・・・。」

「殺したかったら殺せばいいじゃない!」

「チッ・・オマエハイツデモパワーヲハナツ。

 ソノパワーヲアビルトトケテシマウノダ。」

「おろかな悪霊よ!!

 今すぐ我の力となるのだ!!」
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ちゅーだん♪