二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ごちゃまぜmix!! =東方×荒川= ( No.4 )
日時: 2011/03/02 16:50
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: FSHRfx37)

「ニノさんも1人ですか?」

リクさんが問いかけた。
っていうか、これ以上何か出すつもりなのかしら? 作者、ムリしてキャラを出しすぎると捌き切れなくなるわよ。

「いや、途中まではシスターも一緒だったんだがな……」

ニノさんが無表情を崩さずに答えた。
まさか、落下した衝撃で死んじゃったとかじゃないわよね………?

「え…? じゃあ、シスターは今どこにいるんですか…?」

同じことを思ったらしいリクさんが再び問いかけた。

「分からん。 パラシュートを出して飛んでいたところまでは見ていたんだが途中で見失った」

私の心配を返してほしい。 本当に心配して損したわ。
まぁ、無事を確認した訳じゃないからまだ油断ならないけどね。

「あっ! 紫様! あの人です!」

後ろから何故か藍の声が聞こえた。 紫も一緒にいるみたいね……。

「さっきのもふもふか」
「もふもふじゃありません。 八雲藍です」

やっぱり、ニノさんのクッション代わりになったのは藍だったのね……。

「ん? どうしたんだ?」

藍と紫の存在に気がついた魔理沙が尋ねる。
この人たち、まさか、紫が連れてきちゃったとかいうオチじゃないわよね?

「藍が『空から人が降ってきた』とかいうから、探してたのよ。 外の世界から来た人だったら帰さなくちゃいけないし、幻想郷の住民だったらお仕置きしなくちゃいけないもの」
「幻想郷の住民でも無傷で帰してあげなさいよ……」

まぁ、何はともあれ、紫の悪だくみではなさそうね……。 うーん、でも、これじゃあ原因が分からないわ……。
それに、シスターっていう人も見つかってないし…。

「シスターがどこにいるか知りませんか!?」

リクさんが紫に向かって言った。
確かに、外の世界に戻すにしても全員一気に帰した方がいいものね。

「シスター? ここに来るまで藍と橙以外の女性にはあってないわ」

紫が答えた。
シスターっていう人は一体、どこにいったのかしら…? 池に落ちたとか冥界に行っちゃたとかいうことは無いと思うけど、竹林とかに入っちゃってたら自力じゃ出られないだろうし、妹紅に会ったりしてたらもう手の施しようが無いわ。

「あ、いえ、シスターは男ですよ。 金髪で背がかなり高いし、全体的に目立つ人なんで1度見たら、嫌でも忘れられないと思いますよ」

幻想郷は変な人ばっかりとか思ってたけど、外の世界もそれ相応に変な人がいるみたいね…。
はい、そこ!! 「お前も変な人だろ」とか言わないでちょうだい!! そんな言葉よりもお賽銭ちょうだい!!

「それならここにいるわよ」

紫がスキマを開くと中からリクさんが言っていた通りの人が落ちてきた。



スキマから出てきた人は本当に悪夢ゆめに出てきそうな程、インパクトのある外見の人でした。